「抱っこして!」は、「助けて!」と一緒です
子どもが抱っこをせがむときってね、
疲れてるからとか歩きたくないからだけじゃないのよ
「今 自分がココにいること」
を全身で感じたくてせがんでたりする
それは、
「私って、ココに居てもいいのよね?」
っていう確認のようなもので、自分の存在を自分で認めたがってる
…というか、自分の存在を認めてもらいたがってる
それも、一番信頼できると認識している人から。
そりゃ、疲れてるとか、重たいものを持ってるとか、昨日あまり寝てないとか、大人も大人なりの事情があると思うけど、
抱っこをせがまれる時間なんてほんの数年のこと
子どものカラダの全部を抱えられる時間なんて本当に限られている
抱っこを拒むと、子どもは自分の存在を認められないまま、自分が宙に浮いてしまった感覚になる
生きてる心地がしない状態
大人だって、ハグを求めて拒否されたら傷つくように、子どももそれを感じてる
そういう瞬間瞬間が、親と子の信頼や信用を積み重ねてくれる
「この人にはどんなことでも言える!」
「いざとなったら、この人に言えば大丈夫!」
と思える関係をつくれるかどうか。
ココロが安らぐ場所になるか?
本音を言えない窮屈な場所になるか?
「だっこしてー!!」
という一言が、実は数年後の緊急SOSにつながるかもしれない
近くにいるのに助けを求められないって悲しいから。
今日もたくさんの抱っこでエネルギーの交換を。