講座を通して見えてきた新たな使命

私はいくつかの食の講座をやっている

 

お出汁の会

ベーコンの会

万能調味料講座

簡単ご飯レシピグループ

 

FBでのオンライン講座を含めると、今は4つ

 

 

 

先日、ふと自分の講座を俯瞰して見てみた

 

 

「このいくつかの講座を通して私が成し遂げたいことはなんだろう?」

と。

 

 

 

☆ご飯づくりの壁をなくしたい

☆お母さんたちの自己肯定感を高めたい

☆自分の命やカラダに誇りを持つ人を増やしたい

☆他者の命やカラダを大切に思う人を増やしたい

 

 

 

まぁいろいろ出てきた

 

…というか、これらは割と最初から思っていたことだから、

改めて自分の使命を見つめ直した

といった感じだった

 

 

 

でも、今回1つだけ新たに加わったことがあった

 

 

それは、

 

 

味覚の正常化

 

 

というもの。

 

 

 

講座に参加してくださった方々の味覚が少しでも真っ当なものになるような働きかけ

 

 

この新たな使命は、私のどの講座でも共通する大きな大きな目的であることに今更ながら気づいた

 

 

 

 

 

先日、友人とご飯を食べながら思わず力説してしまったことがある

 

 

素材のほとんどは、塩で十分美味しくなる

 

なのに、どうしてケチャップがいる?

マヨネーズがいる?

ソースがいる?

 

野菜炒めだって「いつも塩胡椒ばっかりだから飽きる」って言う人もいるけど、素材の味を本当に感じているなら「飽きる」なんて言葉は出ないはず

 

そうやって、たくさんの人が結局 濃い味 濃い味へと向かってしまう

 

素材の味を無視する人たちが増えてしまうのが悲しい

 

もっと素材の持ち味を感じられる人を増やしたい

 

 

と、ちょっと力んでしまったけれど、話の流れで不意に出た言葉にしては、普段のモヤモヤを言い表してると思うし、これを聞いてハッとする人も多いと思う

 

 

 

 

 

最近SNSでよく見かけるこの記事

料理なんてレシピさえあれば作れるんじゃないの?と考えたマジの料理童貞が突然ハンバーグを作った - ネタりか

の中にも、ハンバーグの材料として書かれているものは15種類

 

 

肉だねだけで10種類

ソースにいたっては5種類も…

 

 

「これだけのものを揃えてつくろうとすると、そりゃ大変ですよ…」

と思う

 

 

 

 

料理本に出てくる煮物や照り焼きの調味料でも、

醤油

みりん

砂糖

 

とか、中にはハチミツを入れるものもある

 

 

 

みりんも酒も入っているのに、砂糖やハチミツ…

 

 

それ、いる?

 

 

 

 

数日前、焼きとうもろこしのレシピを見る機会があったのだけど、

醤油

みりん

砂糖

 

 

またしても、ハチミツ入りとか(^_^;)

 

中には、焼肉のたれや顆粒だしなど。。。

 

 

 

 

とうもろこしの甘みはどこへやら…

 

 

 

 

以下の写真は、ある日の夕飯

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トマトもスプラウトも玉ねぎも味付けはしていません

 

お肉には塩だけ

胡椒もしていません

レモンを絞って食べました

 

 

 

 

そして、次はある日の娘4歳のお弁当

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豆ご飯は塩だけ

煮豚は醤油だけ

とうもろこしとそら豆は味付けなしです

 

 

もう、十分すぎるほど美味しくいただきました

 

娘のお弁当も空っぽでした 

 

 

 

 

美味しい料理とは、

 

調味料でしっかりと味付けをされたものではありません

 

素材の持ち味を壊さず、生かしているものです

 

 

 

調味料の味は飽きる

 

素材の味は飽きない

 

 

 

 

素材にもよるけれど、決して、何もしないことが美味しいこととは思いません


1つの素材を美味しく味わうために、
何を加えないか?
何を加えるか?
加えるならどれくらいがボーダーラインか?
そういうことを考えられる人を増やしていきたい

 

 

 

 

「味覚の正常化」という、新たな目的が見えてきた今、「味」というものを考えられる人を増やすために、私自身も研ぎ澄ませる必要がある

 

 

さらに自分への挑戦が始まります