子どものお箸はコレがいい!

今日は珍しく実用的なお話を書きます

 

 

 

子どものお箸について。

 

 

 

昨日だか一昨日だか、お友達と某SNSの中で、子どものお箸についてやりとりをしていました

 

 

 

世の中には「矯正箸」「しつけ箸」と言われるものがある

 

 

 

然るべきところに指がくるように、指を入れる輪っかのようなものがついていたりする

 

 

 

それを子どもに使わせている親御さんは世の中にはたくさんいらっしゃるだろう

 

 

私の周りでもチラホラお目にかかる

 

 

 

 

たしかに、ものすごく考えられたものだろうし、そのお箸で助かっているお母さんたちも多いでしょうが、

 

私はひねくれ者なので、あの形を見た瞬間に違和感を感じたため、娘用には買いませんでした

 

 

 

 

娘は2歳前からお箸デビューをしていますが、使っているのは何年も前からお世話になっているこちらのお店のもの

市原平兵衞商店|京都観光|きょうとあす by 婦人画報

 

 

 

 

たぶん、誰かにプレゼントするためのお箸を買いに行ったついでに娘用のお箸のことを訪ねたような記憶があります

 

 

その際、お店の方から

お箸というものにはバランスがあります。バランスの悪いお箸を使うと、いつまで経ってもうまく使えない。お箸の持ち方に影響するんですよ。まずは、このお箸から始めて、徐々に長いものに変えていけばいいです。お箸を持つのに必要な筋肉が少しずつついてきますから、それに応じてね

といったお話を伺いました

 

 

 

お箸

 

たった2本の棒で成り立つ道具

 

 

それにバランスがあるなんて!!

と驚きでした

 

 

 

と同時に、

「そうか!だからこのお店のお箸は持ちやすいのか!」

とも思いました

 

 

 

シンプルなものほど奥が深い!

と常々思ってはいますが、お箸も同様。

 

 

 

感動と感激で即購入

 

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たしか600円くらいだったかな?

 

 

 

早くからお箸を持たせようと躍起になっていたのではなく、

「置いてたらいつか使うかも…」

という軽い気持ちで食事のときに横に置いてたら、自然と手が伸びて使っていたような感じ

 

 

ご飯が美味しくなくなるのがイヤだったので、強制的にしつけたことはありません

 

 

 

 

 

実際 使っているときの画像がないかと保存している画像を遡ってみたら、ありました

 

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このとき、すでに2歳3ヶ月頃

 

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何の飾り気もないお箸ですが、おかげさまで娘は、かなり早い頃から大豆も小豆もつぶつぶトウモロコシも上手にお箸でつまめるようになっていました

 

 

 

 

幼稚園に入ると、周りの子どもたちの影響もあって、キャラクターもののお箸をおねだりしてきたこともありますが、一度きりだったので、引き続き愛用しています

 

 

 

 

2歳前から使っているので、

「4歳になった今ではもう少し長いものに買い替えたほうがいいのかもしれない」

と思い、先日お店に行ってきましたが、まだしばらくは買い替えなくてもいいとのお返事をいただきました

 

 

手の大きさや筋肉の発達状態に合わせて大きくしていかないと、変なクセがつくことになる

4〜5歳くらいまでは今のお箸を使っていいですよ。

とアドバイスいただきました

 

 

「ご心配なら一度娘さんを連れてきてもらって、どの長さのものが合うのか見てみるのもいいですけどね」

とも言ってくださったので、来年あたりに娘を連れて行こうかと思っています 

 

 

 

私は2年くらいで買い替えるものだと勝手に解釈していたので、数百円で2年以上も使えることを知って、またさらにお店への信用が増しました

 

 

もし、矯正箸を使っていたら、2年経つ前に普通のお箸に移行することになるでしょうから、もったいないことになっていました

 

 

 

 

矯正箸・しつけ箸を否定はしませんが、普通のお箸になかなか移れないお子さんを何人か知っています

 

 

普通のお箸では食事ができないんです

 

 

矯正箸でしか食事ができなくなっているんですよね

 

 

 

便利は不便

という言葉を表している事象かもしれません

 

 

物ごとの良し悪しはすべて表裏一体

 

良いところもあれば、そうでないところもあるのが世の常

 

 

便利なものは、ゆくゆく不便な道へと進んでしまうのではないかと思っています

 

 

 

お箸に限ったことではありませんが、便利だからと、その便利さに頼りすぎてしまうと、生き抜くための本質や機能がどんどん衰えていってしまうということも往々にしてあります

 

 

 

お箸の持ち方を教えることも、親子のコミュニケーションを図るためには必要なことだと思います

 

 

そこを簡単に飛び越えた先には、何らかの支障をきたしてしまう恐れがある

 

 

 

手取り足取り伝えることの良さも必ずあります

 

 

 

それを面倒だと思うなら、私たちが今ここにいることの意味もなくなってしまうような気がするのです

 

 

 

たかが箸

されど箸

 

 

毎日お世話になるもの

毎日 他の命を自分の命としてくれる大切な道具

だからこそ、良質なものを使いたいものです。

 

 

 

 

 

 

ちなみに、私は、誰かのお誕生日やらお祝いごとにお箸を贈ることが多いのですが、

 

それは、

毎日誰しも必ず使うもので

軽くて

コンパクトで

渡してもさほど荷物にならない

ものだからなのですが、

 

 

数年前、市原さんのお店の方が

 

「お箸をプレゼントされることは良いことなんですよ。『箸渡し』と言って、その方とのご縁を深める意味があります」

 

と教えてくださいました。

 

 

そのお話を伺ってから、さらにお箸を贈ることが増えました。

 

 

 

お箸のプレゼント

結構喜ばれますよ♪

 

 

 

そして、もし京都に来られる際は市原平兵衛商店さんへ足を運んでみてはいかがでしょうか。