我が家流「鰹のたたき」の食べかた

今日は珍しく栄養のお話を。

 

 

昨夜のご飯

我が家は鰹のたたきをいただきました。

 

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私は、家では鮪や鰹といった大きな魚はあまり食べません。

 

 

 

 

食べる時は外でのことが多いです。

 

 

 

 

小さい頃から白身や青魚ばかりで、赤身の魚に馴染みがなかったからスーパーに並んでいるのを見ても手が伸びないというのが一番大きな理由ですけど、でももう一つ、わざわざおうちごはんに鮪や鰹を選ばない理由は、水銀です。

 

 

まぁ、水銀だけじゃなく、有害金属はなるべくカラダには入れたくないですけど、外で食事をした際、お造り盛り合わせなどには年中安定的に仕入れやすく、しかも彩りとしても便利な鮪はほぼほぼ入っているわけで…

 

 

でも、『とくを京都 木屋町 日本料理 とくを』さんや、馴染みのお店でいただく鮪や戻り鰹はやっぱり美味しいし、機会があれば食べたい。

 

 

 

ネットで「水銀が多く含まれている魚」とか検索すると、食べたことのある魚ばかりがズラリと並んでいて

「食べるものないや〜〜〜ん!」

って感じになって食事が楽しくなくなるのは悲しい…

 

 

 

 

情報は取捨選択!

 

自分でできることをやっていればいいか!なくらいに留めておくことも必要。

 

 

 

 

なので、我が家では、

 

①なるべく小さい魚を食べること

②大きな魚を食べる時はせめてもの対策をすること

 

この2つを心がけています。

 

 

 

 

で、昨日の鰹のたたきでの、「せめてもの対策」とは・・・・・

 

 

 

水銀をデトックスしてくれる食材を食べる

 

 

水銀をデトックスしてくれる食材はいろいろあるけど、我が家の場合、鰹のたたきを食べる時に必ず添えているのが玉ねぎです。

 

 

 

玉ねぎに含まれている硫化アリルは水銀を体外へ排出してくれる働きを持っています。

 

 

 

玉ねぎの他には、ネギやニラやニンニクやらっきょうとか。

 

 

食べた時の辛味成分が硫化アリルです。

 

 

硫化アリルは水溶性なので、なるべく水にさらさずに使いたいところ。

 

辛味が気になるなら、スライスしてるのにしばらく広げて置いておくと幾分マシになります。

 

 

 

たまたまfacebookで見つけた2年前の投稿でも、ネギとニンニクを薬味にしていました。

 

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『薬味』と言えば、日本ではうどんやそばの他、お造りが代表的ですが、その字のとおり、「薬」と「味」が合わさってつくられた言葉です。 

 

料理の味を引き立てながら薬効成分をプラスするというものですね。

 

 

 

ネットでこんなものを見つけました。

【主な薬味の働き】⇨NIKKEI STYLE

 

 

 

これ以外に薬味としてよく使われる大根も、細く切ってお造りの「けん」にしたり、おろして焼き魚に添えたりしますね。

 

 

大根も有害金属を排出してくれる野菜として有名です。

 

大根を食べると食あたりしないことから、「何をやらせても当たらない役者」として『大根役者』という言葉ができたとも言われているくらいです。

 

お造りに添えてあるのも納得ですね。

 

 

あ!ちなみに、お造りに添えてある「つま」もぜひ召し上がってくださいね!

 

紅たでや海藻などにも食物繊維が含まれているし、大葉やわさびや菊の花には殺菌作用や防腐効果がありますよ。

 

 

 

 

こういうことを知ると、今ほどいろんな研究やデータがなかった昔から食べてきた先人のお知恵には本当に感服です。

 

 

 

 

そんなこんなで、なんだかいろいろ寄り道をしてしまいましたが、

『大きな魚を食べる時は辛味があったり香りが強い野菜をしっかり食べる』

と覚えておくといいと思います。

 

 

 

 

その前に、肝機能が正常であることや、たんぱく質が足りていることも前提としてありますけどね。

 

 

 

 

情報で頭がいっぱいになって何もできなくなるのではなく、

「じゃあ、私ならどうするか?」

「なるべくストレスを溜めずに暮らしていくにはどうするか?」

を考えることは大切です。

 

 

 

その結果、「我が家では大きな魚を食べる時の薬味はたっぷり!」という1つの答えを出しました。

 

 

何かの参考になれば。