最大限にストレスを省いた茶碗蒸しのつくり方

もう、アレコレとブログネタが山ほど溜まっておりまして、ホントは寝る間も惜しんで書きたいところなのですが、毎日6~7時間はちゃっかり寝ている状況なのでフンヅマリな状態であります。。。

 

 

なので、とりあえずササッと書けることから書いていこうと思って、今日は茶碗蒸しのつくり方をシェアしようかと。

 

 

 

2日ほど前 茶碗蒸しを作りました。

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我が家には常にお出汁があるし、卵さえあればわりとつくっています。

 

もしかしたら、一般家庭では多いほうかもしれません。

 

 

 

でも、周りの人の話を聞くと、茶碗蒸しって何か特別なことがあるときに食べるもののようで…。

 

 

「なんで?もっとつくればいいやん♪」

と言っても、返ってくる答えは

「手間がかかる」

「材料を揃えるのが大変」

「つくったことがない」

「茶碗蒸しはお店で食べるもの」

などいろいろなのですが、中には、

「何度か失敗してから作らないことに決めた」

という人までいます。

 

 

 

ま、茶碗蒸しに限らず、張り切って「つくろう!」と思ったのに失敗して、さらには家族に「ナニコレ?」とか言われようものなら「二度とつくるか!ボケ!!」と行き場のない怒りを抱く場合もありますよね…

 

この時の怒りは、本当は自分に対する悔しさとか上手くできなかった悲しさとか元々あるのに家族が心無い言葉をかけたことによって倍増するんですよね…  

 

「本当は『美味しい!』って言ってもらえるようなものを作りたかったのに…」っていう、本当に健気な気持ちが隠れているんですよ。

 

だから、見た目で「失敗したな」っていうのがわかったとしても、

「ナニコレ?」

「失敗した?」

「これ食べられるの?」

とか絶対言わないでくださいね!

いきなり匂い嗅ぐのもNGですよ!!

 

 

 

 

で、茶碗蒸し。

 

 

顆粒だしとか使わなければ、お出汁だけでも栄養豊富!

 

そこにタンパク質の塊ー卵ーがプラスされます。

 

 

つまり、具は何もなくても、あのプルプル玉子生地だけでも栄養があるということ。

 

 

それに加えて、あの喉越しのいい柔らかくプルプルな食感が、体調が悪いときや食欲がないとき、まだ十分な咀嚼力がついていない子どもちゃんや入れ歯などの事情で噛めない高齢者にも最適な1品なのです。

 

 

 

だから、

「手間がかかる」

「材料を揃えるのが大変」

「つくったことがない」

「茶碗蒸しはお店で食べるもの」

「何度か失敗してから作らないことに決めた」

などと言わず、ぜひチャレンジしてみてください♪

 

 

 

あ!

 

私のつくり方は、なるべく手間を省いたやり方なので、プロの方や主婦の達人みたいな方から見ると「わかってないなー」と言いたくなることもたくさんあると思いますが、限りなくストレスを減らすための手順だったりするので、片目どころか両目ともつぶってもらえると助かります(見えへんやんwww)

 

 

 

 

 

…と、十分な前置きをした上で、さっそく茶碗蒸しのつくり方。

 

 

 

 

茶碗蒸し  3人分

 

《用意するもの》

卵  2個

お出汁  お玉3杯

醤油

みりん

好きな具

 

《手順》

① お出汁に塩を入れて、お吸い物よりほんの少し濃いめの味をつけたら、ビックリするくらいちょびっとの醤油とみりんを入れる。

 

② 卵をしっかり溶いて①のお出汁と混ぜ、具を入れた蒸し茶碗に注いで蒸す。

 

 

卵とお出汁の割合は、卵の大きさやお玉の大きさなどで多少は変わります。

 

緩めの茶碗蒸しにしたい場合はお出汁の量を増やしてください。

 

卵生地は、濾したい人は濾してください。

私はいつも濾しませんが。

 

 

 

〇〇〇蒸し方〇〇〇

蒸し器がなくてもできます!

 

〈2個以上の場合〉

 

器が十分入る鍋に水を1センチくらい入れ、

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小皿→ステンレスの落し蓋を順にセットする

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準備ができた器を入れて

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蓋をして火にかけるのですが、蓋にペーパータオルを挟んでおくと蒸気が器に落ちずに済みます

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まず、鍋の中をなるべく早く蒸気でいっぱいにしたいので、最初の火加減は中火くらいかな。

 

 

 

数あるレシピでは、蒸気が立った蒸し器に器を入れるように書いてあるものが多いのですが、やけどのリスクを背負ってまでつくらなくてもいいです。

 

 

 

蓋の脇から蒸気が出てきたら弱火に変えて、蓋を少しずらします。

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そこから10〜12分くらい蒸せばOK。

 

 

〈1個の場合〉

小皿も落し蓋もいりません。

 

器が入る鍋に少しの水とザルをセットするだけです。

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あとは、2個以上の場合とやり方は同じ。

 

 

 

いずれにしても、ずっと鍋とにらめっこしているわけではないので、気づいたら蒸気が立ってて「うわ!!!」ってこともありますけど、その時は弱火からの蒸し時間を調節してください。

 

10分なのか12分なのかは器の大きさにもよりますので一概に言えませんが、丼鉢でつくらないかぎりはこの蒸し時間で大丈夫かと。

 

小さめの場合は10分未満の方がいいかと思います。

 

 

我が家は、普通の蒸し茶碗では足りないと苦情がくるので、写真の、少し大きめのご飯茶碗でつくっていますが、11分くらいでちょうどいいようです。

 

 

 

普段は計量したり時間を計ったりすることはないのですが、茶碗蒸しだけは厳密とは言わないまでも、ザックリとは計るようにしているのでこんなレシピになりました。

 

 

 

 

 

 

 

さて、、、

 

 

いかがでしょう?

 

 

イメージよりも簡単そうに思えたなら嬉しいです!

 

 

実際、このやり方で何人もの人が茶碗蒸しの壁を崩しているので試す価値はあるかと思います。

 

 

 

具材は、お店みたいに

鶏肉

海老

ほうれん草

しいたけ

かまぼこ

銀杏

ユリ根

って用意しなくてもいいですからね。

 

 

娘のリクエストでしめじだけって時もあるくらいです^^;

 

 

 

お出汁と卵だけでも栄養はありますから、具なし茶碗蒸しでも十分ですよ!

 

 

 

 

あ!

蒸し器がないから蒸し野菜ができないと思っている人もこの方法でできますから、安心して蒸してください♪

 

 

 

 

 

庶民のごちそう 茶碗蒸し

 

あんまり張り切りすぎず、構えすぎずにつくってみてください!