毎日の実践があるからこそ生まれる奇跡
自分でクライアントや生徒を持ち、自分の何かを教える立場にある人が、
「これは大切なことですよー」
「毎日やってくださいね」
「普段からやっていくことが大事ですよ」
と伝えているにも関わらず、実際 自分はそれを普段から使っていなかったり、別の方法で問題解決していることも少なくないらしいと聞いたことがあります。
ヨガのインストラクターが普段はヨガをしていなかったり、
パン教室の先生が実はお米が好きだったり…
そんなことでしょうか?
中途半端な例えですけど(^_^;)
私でいうと、お出汁をひいてなかったり、魔法の調味料を使ってなかったり…
ってことに当たるのかな。
私は、お出汁にしても調味料にしても、あった方が絶対的に良いと感じたり、ないと不便だったりするから毎日 使うし、他の人にも伝えています。
海老の殻で引いたお出汁でつくった茶碗蒸し
先日仕込んだお肉たち
伝える側の人が毎日実践して、その良さを実感しているから、人は感動したり、チャレンジしたり、ウキウキしたりするのです。
講座を受けた人の心が動き、目が輝き、背筋が伸び、意気揚々として帰っていく姿を見るから、伝える側の人間も「伝えて良かった」とも「もっと多くの人に伝えていこう!」とも思えるし、自分の使命感をより感じ、自分の道をどんどん極めていこうとする。
その循環が、今よりもさらに豊かな社会をつくっていくのです。
片手間で人を感動させることなんてできません。
小手先で人を変化させることもできません。
多くの失敗や挫折や苦悩があったとしても、それでも立ち上がって奮起するから自分オリジナルのものができあがるのです。
教室では計量スプーンや計量カップを使って教えているのに、家でつくるときは使わない料理講師がいるなら、私は矛盾を感じます。
「なぜ自宅でも計量スプーンや計量カップを使わないの?」
「使わなくてできる方法があるなら、それを伝えたほうが受けた人たちのストレスは減るんじゃないの?」
と、疑問が湧いてきます。
自分が難なくできることを、同じようにできる人を増やすためにはどうすればいいのか?
そこを考えなければ、問題は解決しないと思うのです。
講師が普段やっていることを、自分もそのままやってみてできたときに生徒は感動します。
自己肯定感が上がります。
「生きてて良かった〜!」と思えます。
「明日もきっと楽しい!!」とも思えます。
その連続で、生徒がどんどん幸せになっていく。
そこを目指していきたいものです。
先日、広島での『お母さんの味方☆5つの魔法の調味料講座』に参加された方が、なんと!その日の夜につくれぽを送ってくださいました。
講座の中でつくったものを、ご自宅にあるものを使ってつくってくださったようで、ご家族からも大変好評だったようです。
『久しぶりに何をつくろうか楽しみになってきました』
とおっしゃっていました。
そして、以前 金沢で開催したときの受講者さんからは、以下のような嬉しいご報告をいただきました。
私の娘と息子に重度の食物アレルギーがあることで、市販品は一切使えず、医師にすべて手作りしてと言われ、料理下手の私にとって毎日の食事作りが大変でした。
どん底だった時になおみさんの講座に出会い、救われました。
どん底から救ってくれた、お出汁・魔法の調味料大好きです!
あの時、受講しなかったら今どうなっていたか…。
今日も家族に美味しいご飯を簡単に作れて本当に幸せです!
人は、見た目ではどんな悩みや不安を抱えているかはわかりません。
何を1番に解決したいことなのかもわかりません。
でも、わからないままでもやっていくと、そのうち人の問題解決につながることがあります。
だから、やるしか道はないのです。
つい数日前に、9月に開催した東京での講座で撮影したインタビュー動画をHPにプラスしました。
改めて見てみると、どの方も「今日からできること・やりたいこと」が明確になったような、前向きな雰囲気を感じます。
「ごはんづくり」 という日常のことでも、何か一つ解決できればその瞬間からその人の世界は明るく楽しくなっていく可能性だってあります。
いつ、どのタイミングでしかるべき人に届くかどうかわかりませんが、ひっそりとでもお役に立てているのであれば本望です。
次は11/19 新潟。
まだお席はあります。
ごはんづくりへの悩みや不安をお持ちなら、ぜひお越しください♪