「食」をもって最良のパートナー選びを応援する『婚活飯』
昨日、『婚活飯(こんかつめし)』という名の初めての講座を開催しました。
これは、お友達でもある恋愛トレーナー かずみちゃん(好きでもない人とデートをする女性の心理 | 恋愛トレーナー かずみん Official Blog)からのオファーによるもの。
男性にとっても女性にとっても、人生で最大のイベントであろう『結婚』に向かって最高で最良のパートナー選びをするなら、自分でご飯くらいは作れるようになってたほうが、自分にはもちろん、相手にも、まだ見ぬ家族にもプラスになることが山積みだから絶対にいいよね!
という、かずみちゃんらしい応援メッセージが込めれています。
せっかくその気持ちに便乗させてもらえるのなら、私なりの切り口で伝えられたら… と思い、レジュメもこんな内容に。
手書きですが(^_^;)
対象は、独身の方・料理の基本を知りたい方だったため、今回は珍しく子連れNGとさせてもらいました。
限定10名の受講者さんの中で、女性3人 男性7人。
これだけで、『日本は安泰だ!!』と希望の光が見えてきました!
女性は、変化というものに敏感に対応しやすい性質を持っていると思っています。
自分のカラダの中に命を宿し、育て、生み出すカラダであることや、結婚すると苗字が変わることなどを考えてみると、男性よりも変化する生き物です。
だから「食」や「カラダ」への疑問や不安は女性のほうが抱きやすい。
男性は比較的 気づきにくいように思います。
私は男性よりも女性とのお付き合いが圧倒的に多いから若干の偏りはあるかもしれないけど、それでも、マクロビやファスティングなどをやっている人はやっぱり女性が多いイメージです。
だから、私の周りでも「夫がジャンキーで…」とお困りの女性はたくさんいます(^_^;)
そこへきて、受講者の7割が男性とは本当に素晴らしい!!
普段からのかずみちゃんの発信のたしかさを改めて感じました。
今回は、完全に『お料理初心者🔰さん』にお伝えする感覚で挑みました。
そのため、野菜の切り方や、生焼けにならないお肉の焼き方なども盛り込みながら各自で調理していただきました。
でも、そこは私の講座。
初心者向けとはいえ、計量スプーンや計量カップなどは使わず、再現性を維持するために目分量や感覚だけでつくってもらいました。
普段は子育てママにお伝えすることが多い私ですが、実は、一人暮らし経験も15年ほどあります。
だから、野菜を腐らせたこともあるし、炊飯器の中でご飯を腐らせたこともあるし、電気の一口コンロの不便さもわかるし、実家から届く荷物のありがたさもわかります(^_^;)
疲れて帰ってきて、そこから重い腰を上げて、カラダを引きずるようにご飯をつくるしんどさもわかります。
それなら、いっそのこと、コンビニ弁当やインスタント食品などで手っ取り早くお腹を満たして寝たい気持ちもわかります。
でも、その連続で、医師から死を宣告されるほどのド貧血を経験した私としては、やっぱり
『疲れていても、何か1品でいいから栄養のあるものを食べてね!!』
と言いたくなるのです。
貧血は立派な病気です。
私たちが思っている以上に、あらゆる不調や大病の影には貧血が潜んでいるのです。
貧血によって狂うのはカラダだけではありません。
メンタルも充分に狂います。
そんな状態で、冷静にパートナー選びなんてできるはずがないのです。
そして貧血は、女性だけがかかる病気でもありません。
同じ過ちを犯す人を1人でも減らすべく、昨日 皆さんにつくってもらったメニューは、
★鶏モモステーキ
★ポトフ
★煮びたし
★きんぴら
どの料理も、塩だけだったり、お出汁すら使わなかったり。
どこでも年中手に入る素材を使って、
どこにでもある調味料で、
常備菜にも汁物にもメイン料理にも栄養を意識して、
消化吸収が良くなる仕掛けもして。
食事中のお話も、普段口にするものがカラダに与える影響のお話になり…
カフェインやアルコールが中毒になる仕組み
そこからの自律神経の話
そこからの明日からできる対策
など。
『ド貧血になる前に、こういうことを知ってたらずいぶん違っただろうなぁ…』
と思いながらお話ししていました。
昨日の講座のすべては、過去の私の失敗からできあがっています。
失敗という、せっかくの経験を無駄にしたくないから。
世の中に婚活イベントは数あれど、真っ当なパートナー選びのために「食」の面でアプローチするイベントは他にはないと思います。
しかも、その先にやってくるかもしれない子づくりや子育て・親の介護の場面でも使える技を伝えるイベントなど皆無でしょう。
でも、多くの人は、危機に直面してからその大切さに気づくのです。
『自分でご飯をつくれる人を増やすこと』
たったこれだけのことですが、
自殺大国
寝たきり大国
いじめ
家族間での殺しあい
日本が抱えるさまざまな問題を解決する大きな可能性を秘めていると信じています。
たかが食
されど食
満腹になる食事より、満足できる食事にシフトチェンジする人を増やすために、これからも尽力いたします。
今回ご参加くださった皆さま
主催のかずみちゃん
貴重な時間をありがとうございました!!