5歳が70歳の食生活を変える?!〜日々のおうちごはんの可能性を感じた日〜

先日、実家に帰省したときの話。

 

 

 

お風呂上がりにタオルで全身を拭き取っているとき、娘がいきなり

「わたし、悲しい…」

と呟いたので理由を聞いたら、

「おじいちゃんとおばあちゃんがお母さんのお出汁の会に来てお勉強しはらへんから。お出汁のことをちゃんとお勉強しはったらいろいろ変わってくるのにな…」

と。

 

 

 

何の前触れもなく言ってきたのでビックリしましたが、娘は娘なりに何かを感じ、何かを思ってそう言ったのでしょう。

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移動中もお出汁をがぶ飲みする娘

 

 

 

たしかに、我が両親とも栄養は足りてません。

 

 

全然足りてません。

 

 

 

 

母はタンパク質の大切さを理解してくれているので、まだ話は通じます。

 

 

 

去年だか一昨年だか、大量に送り付けたお肉たちがまだ残っているならもらって帰ると話したら、「それはイヤだ」と即断られました。

 

 

 

それでも、私の言葉より医師の言葉のほうが響くようです。(当たり前か^^;)

 

 

 

 

父は…

 

 

 

やたら「カルシウム!カルシウム!」と言って煮干しを勧めてきますw

 

 

 

カルシウムも大切だけどタンパク質も大事よ〜

と話しても反応が薄い…

 

 

 

 

 

ペラペラのお肉2〜3枚で「お肉を食べた」「タンパク質は摂ってる」と思っている、よくあるパターンです。

 

 

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5歳児がペロリと食べるこの量も父は食べられないはず…

 

 

 

 

 

タンパク質不足なので、よく体調を壊します。

 

風邪も引きやすい。

 

お酒も好きだし。

 

 

 

少し前、母が入院中のときには、あまり食べずにお酒の量は減らずだったようで、退院後にカラダだけでなく、メンタルもやられたみたいです(そりゃそうだ…)

 

 

 

 

カルシウムを推しているわりに、毎朝ご飯にかけている煮干しの粉だけで満足していたり…

 

魚を頭から全部食べるなんてそれくらいで、夕食に食べる魚といえばほとんど切り身かお造りくらい。

 

 

そして、断然白身好き。

 

 

 

青魚はあまり食卓に上がりません。

 

 

 

 

 

で、カラダの不調があれば「年だから」で終わらせてしまう。

 

 

 

 

 

もっともっと見直せるところがあるのになぁ…

と我が親ながら思います。

 

 

 

「じゃあ、それを言ってあげたら?」 と言われても、それは過去に経験済み。

 

 

 

 

どんな伝え方をしても肩透かしにあってきたのでもう諦めました。

 

 

 

やっぱり手応えのある人に伝えたほうがこちらも余計なストレスはかかりませんから。

 

 

 

 

でも、決して望みを捨てたわけではありません。

 

 

 

ふとしたときに我が家の食生活を見て何か感じてくれればいいな…と思っています。

 

 

とはいっても、遠く離れているので度々見せるなんてことはできませんが。

 

 

 

 

 

でもね、夕飯に娘の大好物の馬刺しがあって、父としては娘のお腹を馬刺しだけで満足させてあげたいという気持ちがあったようでたくさん用意してくれていたので、本当にたくさん食べていました。

 

 

それに加えて、私が用意した牛肉のローストもめちゃくちゃ食べていて。

 

 

父は「こんなにお肉を食べるのか!?」とビックリしていました。

 

 

 

 

で、そのお肉を食べるときも母が「何かソースつけて食べる?」と言ってきましたが、娘は「塩だけでいい」と。

 

 

馬刺しを食べていたときのお醤油も、実家は減塩醤油を使っているので「うちのお醤油じゃない」とも言ってました。

 

 

そして翌朝、「目玉焼きにお醤油をかけてあげようか?」と言う母に対して「お塩かけて」と言い、母がお漬物でご飯を食べるようにと促したにも関わらず、「鰹節かけたい」と言って。

 

 

 

「素材の味をよく知ってるねー!」と心底感心していました。

 

 

 

 

 

 

 

私みたいに、家族のカラダを変えたい!と願う女性はたくさんいます。

 

 

でも、家族ほど伝わらない人はいません。 

 

 

悲しいことですが、それが現実です。

 

 

 

 

 

でも、私が直接伝える必要はどこにもないわけで。

 

 

 

私じゃないほうが伝わる場合も多いにあります。

 

 

 

今回の件はその典型だと思いました。

 

 

 

 

子からではなく、孫から伝わる。

 

 

 

そのほうがずっとずっとスムーズで、誰にも負担がなく、心地よい流れで伝わっていく確信を得ました。

 

 

 

 

そのためにも、我が家でのご飯に心を込める。

 

 

 

 

いつどんなときに誰に伝わるかわからないから。

 

 

 

いつか誰かの変わるチャンスになるかもしれないから。

 

 

 

 

これまで私がやってきたおうちごはんの確かさと、これからやってくる大きな可能性を感じた出来事でした(^_-)

 

 

 

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