親にしかできない、たった一つのこと。~親に夢を語れないあなたへ~

わが子の夢を応援できない親がいる。

 

 

わずか17〜18年しか生きてきてない人間に、
「将来、それで生計を立てられるようになるのか?」
と、40年以上生きてきた人間が問いただす景色。

 

 

そんなことを親から言われ、「自分は信用してもらっていない」と感じたりしていないだろうか。

 

 

もし、その場に私がいたら、
「じゃあ、あなたはこの子と同じ年の頃に決意した人生を歩いているのか?」
とその親に問うていたはず。

 

 

周りに身内はたくさんいたのに、誰からも援護射撃をしてもらえなかったその子の気持ちを考えるといたたまれない。

 

 

 


親とは、自分が思う安心安全な道に子どもを誘導するためにいるのではなく、

子どもの可能性を信じて、世界で一番の応援団になることである。

 

 

 


やりたいことをやってみろ。

もし、どうしようもなくなったらいつでも戻っておいで。

 

そのたった一言で、子どもはどれだけ安心できるか。

 

そのたった一言で、子どもはどれだけ気持ちよく羽ばたいていけるか。

 

そのたった一言で、子どもはどれだけ親を信頼するか。

 

 


子どもは親の私物ではない。

 

親が思うようにコントロールできる「モノ」ではない。

 

自分が叶えられなかった人生を果たすための道具ではない。

 

 


子どもとて所詮は他人なのだ。

 

 


きっと、その親自身がそんな育てられ方をされたのだろう。

 

親の影響とは、なんとも根強く深いものだ。

 

 


親は常に時代遅れな人間なのに、自分の時代の常識を子に当てはめようとする。

 

なんとも愚かなことか。

 

 


親とは、自分が親から受けた悲しいことを自分の代で留め、親から受けた嬉しいことを次の代に伝えるためのフィルター係。

 

それによって、子や孫はぐっと生きやすくなる。

 

 

 

何を留め、何を伝えていくか。

 

 

 

 

多くの若者が過ごし慣れた生活に別れを告げ、新たな環境へと胸を膨らませるこの季節に、身近なところで生まれてしまった青年の苦しみ。

 

 

その苦しみの先に彼女らしい人生が待っていることを心から願う。

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大丈夫、あなたならできる!

 

自分を信じて、たくましく生きなさい。

 

人生はもっと楽しいよ。