おやつTimeにカラダの材料になるものを食べさせる方法〜「おやつ=補食」を浸透させるために〜
「子どものおやつを見直したいんですけど、なかなか難しいんです」
「うちの子、『おやつは甘いもの』と思っているからスルメや唐揚げをおやつとして出しても食べてくれないんです」
こういうお話はよく聞きます。
おやつ改革を狙っているご家庭では“あるある”のようです。
我が娘は昔からスルメや焼き海苔や鶏ハムなどをおやつに食べてきたので、それらをおやつとして与えても普通に食べます。
でも、幼稚園生活で着実に培われた(笑)、おやつは甘いものという認識はしっかり持っています。
6歳ともなれば、その認識を覆すのはなかなか難しく、スーパーに行けば
「ぷっちょ買ってー」
「ハイチュウ食べたーい」
と言ってきます。
立派に文字も読めるようになっているから余計にタチが悪いw
それでも、未だにスルメも焼き海苔もお出かけのときには必需品で、鶏ハムやベーコンやビーフジャーキーをつくると大喜びで食べています。
外出して、お菓子やジュースなどの誘惑があって、食べたくて食べたくて仕方なくて、でも買ってもらえず泣くこともありますが、いつの間にかリュックの中からスルメを出して食べています。
当然、しばらくすると落ち着き、お菓子やジュースを再度 求めることはありません。
カラダは素直ですね。
ある日のおやつ。薄〜い塩味の焼き鮭。
おやつTimeにカラダの材料になるものを食べてくれる子と、甘いものしか受け付けない子。
その違いは何か?と聞かれたら、ズバリ!
親だと答えます。
お悩み中の親御さんにはちょっと厳しい意見ですが。
でも、本気でそう思います。
「私だって頑張って甘いものをあげないようにいろいろつくってるんですよ!」
と反論が返ってきそうなので、おやつTimeにいかにカラダの材料になるものを食べさせるのか、ちょっとコツを言いますと…
「はい!今日のおやつは唐揚げよ〜」なんて、今までおやつ=お菓子と認識してきた子に言っても聞くわけがありません。
それは、小さい頃から(ある意味での)英才教育をしてきた子どもにしか通用しない言葉です。
「これがおやつよ〜」と言うから食べないんです。
「これからはスルメとか唐揚げとかをおやつにしようね」と言うから食べないんです。
では、どうするか?
そろそろおやつを欲しがる時間だな… というタイミングで、おやつとも言わずにそれを食べさせる。
「ちょっと食べてみる?」
「これ美味しいよ!」
「はい!今できたて!」
とか、そんな言葉を軽〜く言うくらい。
このとき、親御さんも一緒に食べてくださいね。
子どもだけに食べさせようとしても意味がありませんから。
私がよく使うのは、
①「ちょっとおいで〜!良いものあげるわ!」と台所に娘を呼びつけて、「はい!」と口の中に放り込む。
②「これ美味しいわ!ココに置いとくで」と、娘が遊んでいるそばにポンと置いておく。
この2つの方法ですが、①の方法でも「もうちょっと欲しい」「もう1回!」と求めてきて、結局それなりの量を食べているという結果に。
私たちの生活は、いつでもコミュニケーションの上に成り立っています。
おやつを食べさせることにおいても然り。
いかに相手が受け入れやすい状態にもっていくか?がポイントです。
そのためにはお母さん自身がガチガチになっていては効果は半減…
これまでの習慣を変えようと思うなら、お母さん自身の頭の中を柔軟にしておくことが大切です。
あ!
もし、上記の方法でやってみても拒否されたら、あげる時間が少し遅いのかもしれません。
おやつTimeをもう少し早くしてみましょう。
まずは、1口だけでも食べてくれたら大成功☆
気楽に気軽に取り組んでみてください♪
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