友達を替えたら生活態度が変わった娘の話〜それぞれが住みやすい環境を〜

娘が小学校に入学して、早いもので半年が過ぎました。

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我が家は引っ越しも重なり、新たな学校生活がどんな感じになるのか若干ドキドキしながら4月を迎えたわけですが、入学後1週間ほどで友達ができ、難なく過ごせるかと思っていました。

 

 

が、だんだんと娘の言葉遣いが荒くなってきまして…

 

 

まぁ、親の離婚に加えて引っ越しもあったし、新生活で小さいカラダにかなりのストレスもかかっているだろうことは容易に想像できたので、私なりにケアもしていました。

 

 

ある程度 生活に慣れてきたらおさまるかと思っていたのだけど、そんな兆しがなく…

 

「ついこの前までそんな言葉は使ったことがなかったのに・・・」

と思う場面が多々。

 

 

それに加え、やたらお菓子を要求してくる。

 

遊んで帰ってきたら、強烈な甘い匂いを漂わせて帰ってくることも少なくなく、

「あぁ…何か食べてきたな」

と思いつつも、軽く

「おやつ食べたの?」

と聞くと、答えにくそうに

「うん…」

とだけ言う様子を見て、本人としては多少なりの自覚があることは察知できました。

 

ある時は、いつも遊んでいる子が私のところに来て

「みーちゃん、一人でお菓子食べてはったよ」

と言いにくることもあったり、誰が捨てたかわからないお菓子を拾って食べたこともあったり。

 

普段からお菓子を食べ慣れていないから、きっと中毒のようになったのでしょう。

 

 

 

夏には、外から帰って来た娘が、鼻が折れるほど芳香剤臭かったので、よく見ると、腕に虫除けリングなるものが。

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ちょうどお友達の間で流行っていたようです。

 

強烈な匂いがするものはなぜ避けるべきか説明をして、それ以来、つけることもなくなりましたが。

 

 

 

そして、この頃から少しずつ娘の様子に変化が現れてきました。

 

「○○ちゃんと遊んでくる!」

と張り切って家を出て行ったものの、なぜかいつも泣きながらだったり、しょんぼりしながら帰ってくる。

 

聞くと、友達間でのトラブル。

 

親の主観でしかないけど、どうも娘とその子たちとの価値観が違いすぎる様子。

 

相手の子たちが私に

「みーちゃんにこんなこと言われた。あんなこと言われた」

と言いに来たこともありました。

 

どちらが発端かはわかりません。

 

でも、お互いに言いたくないことをつい言ってしまう心理状態になるのでしょう。

 

 

 

そこで、娘がリラックスしているであろうタイミングで

「お母さんは、一緒にいて楽しいと思えたり、嬉しいと思える人と一緒にいたいし、お母さんのことを本当に大切にしてくれる人と一緒に居たいと思う。せっかく遊んでるのに、悲しい思いをしなあかんかったり、嫌なことばかり言う人とは一緒に居たくないと思うのよね」

と話してみたら、本人の中では思うことがあったようで、それまで一緒に遊んでいた子たちとは距離を置くようになりました。

 

 

そして、しばらくすると別の子とよく遊ぶようになり…

 

今では以前のようにお菓子を強く要求することもなく、言葉遣いも少しずつ戻ってきつつあります。

 

 

不思議に思って

「今よく遊んでる△△ちゃんはあんまりお菓子は食べへんの?」

と聞くと、

「△△ちゃんは遊ぶところにお菓子は持ってきはらへん」

と。

 

そう言われて、以前、娘が遊んでいる場所に行った時、その場にいた子たちの手には必ずお菓子やジュースを握っていたことを思い出しました。

 

 

耳に入ってくる言葉も、その子たちと同じような言葉遣いや言い回しになっていることも気づいていたし。

 

 

 

とはいえ、かつて一緒に遊んでいた子たちを批判するつもりはありません。

 

私だって、よそ様から見たら目を疑うようなことをしている可能性があるから。

 

 

だから、それら一つ一つの是非を問いたいのではなく、あくまでも

それらの習慣も、人付き合いの指針の一つとなり得る

のではないかと。

 

 

 

娘にも話したとおり、私は、私を大切に思ってくれる人と一緒にいたいし、自分の大切な時間は心から有意義だと思うことに使いたいという思いはきっとこれからも変わりません。

 

当然、娘にもこれからも同じように伝えていくと思います。

 

 

一緒にいて本当に楽しいと思う人と過ごす。

その人と一緒にいることを喜びだと感じる人と時間を共有する。

これは、以前 娘が遊んでいた子たちにも同様に思うことです。

 

 

 

なるべくイジワルを言わずに生きていって欲しい。

人を悲しませることを喜びとするような、悲しい価値観は持たずに生きていって欲しい。

 

 

 

 

今は、中学教師間の「イジメ」が連日ニュースで取り上げられています。

 

 

 

子どもに「イジメは立派な犯罪だ」と教えるべき人間がイジメを起こしている時代、どう生きても人間間のトラブルはつきものなのかもしれませんが、できれば自分の周りくらいはなくなって欲しい。

 

一人ひとりがそう願って何かしらの行動をすれば、次第になくなるかもしれないと祈る気持ちもあったり。

 

 

 

 

世の中からはなくならないことかもしれないけど、避けることはできる。

 

 

同じクラスだから

近所に住んでいるからと、 

わざわざ悲しい思いをするため、

わざわざ自分を乱すために一緒にいる必要はないわけで。

 

 

 

 

 

 マッキンゼーの元日本社長でもあり、経営コンサルタント大前研一さんの

 

自分を変える方法は、

①時間配分を変える。

②住む場所を変える。

③つきあう人を変える。

 

という言葉はあまりにも有名ですが、まさにそのとおりで、それは子どもにも十分当てはまると思うのです。

 

 

 

みんなそれぞれが心地良い人といた方が間違いなく幸せな社会になる。

 

いがみ合って、どちらかが泣いたり、傷ついたり、面白くなかったり…

そんな関係性は長続きするはずもなく、そんな人付き合いをしながら生きていくのはあまりにももったいない。

 

 

自分を大切にするとは、食べものも身に付けるものにも言えるし、付き合う人にも言える。

 

付き合う人って「環境」にもなり得るから。

 

 

 

娘に対しては、そりゃ、これからの人生を生き抜くには多少の困難やハードルも乗り越えていける力は身につけて欲しいけど、立ち向かうことだけが正しい手段じゃないとも思うから、これからも娘なりに感じて考えて生きていって欲しいな、と。

 

 

やっぱり、人は選ぶべきです。

友達であっても。

 

 

人はいつでも誰でも誰かを選んでいるし、誰かに選ばれてもいるし。

 

 

けど、そうやって、人それぞれが心地良い環境の中で生きていって、無駄なストレスを抱えずに済む知恵を持てたらいいなぁ…

 

「友達はたくさんつくりましょう」

はほどほどが良いなぁ…

 

と、思うしだいです。

 

 

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