生まれながらの栄養欠損を味方につけた生き方〜短所を長所に転換させるには?〜

本当は、人間 誰しもカラダの隅々にまで栄養が行き届いていて、健康でいた方が良いに決まっています。

 

栄養学とか勉強すればするほどそう思います。

 

 

 

でも、生まれた時から…

 

いや、もっと前の、胎児の時から栄養不足でいろいろ不完全だったとしたら、もう後悔のしようもありません。

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せめて、お母さんがこんな食生活をしてくれていたらな。。。

 

せめて、こんなことに関心を抱いていてくれていたらな。。。

 

せめて、こんな人生を歩んでいてくれていたらな。。。

 

そう思っても、「大人」と言われる年齢を20年以上も過ごしてきていれば、自分の親を責める気も怒らないし、むしろ、

「お母さんの人生はどうだったんだろう?」

「おばあちゃんの人生はどうだったんだろう?」

と思うことのほうが多くて、いらぬ同情をしそうにもなる。

 

 

 

 

私には年子の姉がいます。

 

母の言葉を借りれば、

子育てより大所帯のご飯ごしらえや家のことをするのが精一杯で、我が子を可愛いとゆっくり愛でることすらままならなかった

そんな頃で、もっと言えば

母乳の出が良くなるように餅を食べろ!

という風潮がきっと強かった時代。

 

 

妊娠2年前からの栄養アプローチ

母乳は血液

なんて言おうものなら変人扱いされてただろうことは想像に容易い。

 

 

 

そんな時代に、特に栄養補給などせずに姉の一年後に生まれてきた私。

 

「あんたが一番手がかかった」

「お箸を持つ練習も落ち着きがないし大変だった」

「昔から本当に勉強しない子だった」

と、度々言われてきたことを考えただけでも、胎児期からの栄養欠損は否めない。

 

 

集中力はなかったし、宿題はしないし、真面目に宿題をしている姉弟に遊びの誘いをしたりする。

忘れ物も多く、すぐに仮病を使って学校を休もうともするし、先生にも平気でウソをつく。

 

本当にどうしようもない子だったのに、親から宿題をするよう叱られると

「兄弟3人のうち2人も賢い子がいるんやから、そんなにガミガミ怒らんでもいいよ」

と自信満々にクソ生意気なことを言う、とても変な子だった。

 

今思えば、体のバランスもかなり悪かったのだと思う。

 

 

 

恥ずかしながら正直にいうと、娘の宿題のこんな計算も、答え合わせには時間がかかる。

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5以下同士の計算はすぐにできるのだけど…

 

 

もう40過ぎてるというのに。。。

 

こんな時に決まって

「あぁ・・・昔からもう少し勉強していた子だったらな・・・」

と思う。

 

でも、今 嘆いてもしかたがない。

 

 

 

 

だけど、人の短所は、いつ何時 長所として発揮できるかわからない。

 

 

 

 

昔は散々だった私は今思う。

 

 

栄養欠損でよかった・・・と。

 

 

 

細かいことができないし、

数字を見ると混乱するし、

誰かが敷いたレールに乗ってもいつか必ずはみ出てしまうから、

 

だから私は今、自分で仕事をつくって生きている。

 

 

 

私が今、

レシピに頼らないご飯づくり

計量しないご飯づくり

自分の感覚を信じたご飯づくり

そんな内容の料理講座ができているのは、生まれながらにして栄養が足りていなくて、20歳の時に重度の貧血を患い、きっと長年 副腎疲労も抱えていたかもしれないからじゃないかと思ったりする。 

 

 

 

お出汁を使わずに煮炊きものを作ったり、

皮むきも灰汁抜きもせずに野菜を使ったり、

本来 必要な2〜3種類の調味料を合わせて使ったり、

いかに鍋やフライパンを洗わずして1食を完成させるか?を日々考えていたり…

 

これらの「邪魔くさい(めんどくさい)!」からくる私のズボラ癖や手抜き症あっての発想は、世の中の料理を苦手とする人たちにどうやら重宝がられている様子。

 

多くの人が次々と目から大きなウロコをボロボロと落としていってるようで嬉しい。

 

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来月の「鶏がらスープ活用術講座」に向けて試作した「担々スープ」も、いとも簡単にできてしまった。

 

 

・・・と書くと、あまりにも自分に都合の良い解釈をしているように聞こえるかもしれないけれど、今のところそれによって誰にも迷惑はかけていないし、思い込みで気分良く生きていけるのだから、それはそれでいいかとお気楽に考えるところがまた私らしい。

(とはいえ、本来あるべき栄養を埋める作業は大変ですが汗)

 

いろいろ邪魔くさがる怠慢さも、

アレもコレもとやりたいことが出てくる散漫さも、

思いつきだけで行動する計画性のなさも、

ぱっと見では欠点としか言いようのないことだけど、モノは見方次第でどうにでも転ぶ。

 

小さい頃から周りに迷惑をかけまくったこの性格も、この年にしてようやく長所に転換できた気がする。

 

実に気分が良い。

 

 

そんな今、毎日毎日怒られてばかりだった小さな私に

「あなたのそういう部分が将来 人を助けることになるから、自信を持って生きなさい」

と言ってあげたい。

 

 

 

 

自分ではウンザリなことも、他人から見たら羨む長所に見えることだって大いにあるわけで。

 

 

だから、もし自分のことを「欠点だらけだ」と嘆いている人がいるなら、ぜひ視点を変えて見て欲しい。

 

それらの欠点は、もしかしたらあなたのこれからを救う宝なのかもしれないから。

 

 

視点を変えるのは容易ではないかもしれないけど、他人ではできない大事な作業。

 

自分と向き合う大切な時間だからこそ、目を背けずに自己分析をして欲しいと願っています。

 

 

 

思い込みだけで人生が好転するなら、やらない手はないですね。

 

これからはぜひ成り切って生きましょう♪

 

 

 

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