邪道な料理を教える理由〜手間のかかることは元気になってから〜
12/14・12/15 東京での
「鶏がらスープ活用術講座」
「5つの魔法の調味料講座」
が終わりました。
おかげさまで、どちらも大盛況で終了いたしました。
来てくださった皆さま
本当にありがとうございました。
ご参加いただいた方々からは、たくさんの嬉しいお声が届いており、さらにやり甲斐を感じております。
元々この講座の構想は、今から約8年ほど前に、行きつけの居酒屋さんの大将に
大さじ何杯とか何グラムとかそんなことをまったく教えない料理教室をしたい
と話したのが始まりです。
居酒屋とはいえ、料理や接客に厳しい大将で、かつて、鯖寿司を習得したいからとつくる度にお店に持って行ってアドバイスをもらったりしていました。
その大将は
「それは面白いと思う。料理本に書いてある分量をそのまま作って『これが美味しいんだ』とインプットするより、自分の美味しいを見つけるのは良いことだと思うから」
と背中を押してもらったことを今でも覚えています。
目分量で料理をつくるということは、慣れている人にはなんてことない作業です。
和食を得意とする人は簡単に煮魚もきんぴらもつくれるでしょう。
でも、経験が少ない人や「和食が苦手」「冷蔵庫にあるものでつくるなんてできない」という人にとっては、ストレス以外の何ものでもありません。
以前、この講座の申込リンクを
「私も行きます!一緒に誰か行きませんか?」
とコメント付きでシェアしてくださった方がいらっしゃったのですが、その方があるお友達から
「どうして家庭料理なんかお金を出して習いに行くの?そんなの考えなくてもできるし、ネット検索すればいろんなレシピが見れるんだから、こんなのに行こうと思う人の感覚がわからない」
と言われたそうで、お悩み相談を受けたことがあります。
できない人にはできる人の感覚がわからないのと一緒で、できる人にはできない人の気持ちはわからないかもしれない。
一生懸命つくった料理を、一口味見をする前にマヨネーズやソースをドバッとかけられた時の悲しさや、
毎食毎食 家族のお箸の進み方をチラチラと見ながら心の中で一喜一憂していることや、
ごはんが出来上がった時の台所のシンクには計量カップや計量スプーンやボウルやザルがたくさんで、洗ってから食べようとすると家族と一緒にいただきますができない寂しさも、
もしかしたらわからないのかもしれない。
できる人はいいんです。
やりたいけどできない人のために私の講座はあります。
受けた人は「みんな受ければいいのに」と言ってくれます。
育休を取る予定の旦那様を送り込んで来られた奥様もいらっしゃいます。
結婚予定のお友達に受講をプレゼントされた方もいらっしゃいます。
普段、栄養指導をされているお医者様や栄養カウンセラーの方からは「もっと広めるべき!」と応援いただいています。
本当にありがたいことです。
私の仕事は、おうちごはんへのハードルを低くすることです。
人気の「5つの魔法の調味料講座」はもちろんですが、「鶏がらスープ活用術講座」でもいくつかの“邪道”をお伝えしました。
プロの目で見ると私が教えている料理たちは完全なる“邪道”です。
でも、
家でご飯をつくるのはしんどい
料理なんて手間がかかるだけ
どうせ私がつくるごはんは美味しくないから
と思っている人には、ありえないほどに引き算をした料理を体験してもらうことで今まで目の前にあった分厚い壁が一気に崩れるのです。
ショック療法と言っても過言ではないかもしれません。
それでもいいのです。
そのショック療法によって、
「私… もしかしたら料理上手になったかも!?」
と良い意味で勘違いをして、調子づいて、おうちごはんの楽しさを見出してもらえたら。
私の仕事のゴールは、日本を元気にすることですから。
★★★ライブ講座のお知らせ★★★
▼12/26「おせち料理講座」in広島
▼2020/2/13「5つの魔法の調味料講座」in京都
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