クリスマスプレゼントを巡る子育て奮闘記〜おもちゃの禁断症状を見て思うこと〜

「もうおもちゃは買わない」

そう決めた今年のクリスマス。

 

 

お友達のお家にお泊まりすることもあって一日早く用意しました。

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ささやかながら、お泊まりするお友達の分も

 

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もうちょっとで忘れるとこだった汗

 

 

 

朝方5時頃にトイレに起きた時にプレゼントを見つけた娘。

 

嬉しさのあまり、私も起こされたのでその様子を見ていると、自分が望んでいたものじゃなかったけど気に入ったらしく、ニコニコして中身を出していました。

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以前のものと同じブランドのリュック(母好み)

 

 

 

 

毎日毎日、

「すみっこぐらしのナンチャラがいいな〜」

「ファントミナンチャラがいいな〜」

「リカちゃんのナンチャラもいいな〜」

と、自分がつくったリストを眺めながらブツブツ言ってたのは知ってましたが、

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どこで覚えてくるのか、カタカナばっかりのおもちゃたち

 

この手のおもちゃは持てば持つほど どんどん欲しくなるようでして。

 

メーカーとしては、飽きられないために次から次へと新しいおもちゃを出さないといけないのでしょうけど、消費者の一つのおもちゃに対する飽きのスピードは実に早く、次から次へと買わないと満足できなくなってしまう。

 

すべての子どもがそうなるとは思っていませんが、我が子を見ていると、ウチはそうなってるな…と思ったので、もうおもちゃは買わないと判断。

 

 

 

 

朝の暗いうちに起きて、自分が願っていたおもちゃが入っていなかった娘は、

「まだお外は暗いから間に合うよね!」

と窓に向かって

「ファントミナンチャラをください」

「すみっこぐらしのナンチャラをください」

と手を合わせて言ってました。

 

きっと、まだ陽は昇っていないから、今願えばサンタさんはまた来てくれると思ったのでしょう。

 

「可愛いやつめ」と思いつつ、次に目覚めた時は泣くかもな…と推測。

 

 

 

 

そしたら…

 

 

 

いつもの時間に目覚めた娘は突然泣き出し、

「ファントミナンチャラがなーーーい!!」

「すみっこぐらしのナンチャラがなーーーーい!」

と叫び…

 

「サンタさん、来てくれへんかったーーーー!」

と叫び…

 

ついには

「今日 買ってーーーーー!!」

と。

 

 

 

ギャン泣きしている娘を見ながら、

 

今まで甘やかしてたつもりはなかったけど、私自身が厳しく育てられた影響で(おもちゃとかほとんど買ってもらった記憶なし)、自分の娘にはついつい甘やかしてたのかもしれないな。

物を大切にできる子に育って欲しいと思いながらも、すぐにまた次のおもちゃを欲しがる子にしてしまったのは私なのかもな。

もし、おもちゃに禁断症状なるものがあったとしたら、このギャン泣きがまさにそうなのかもしれない。

…となると、その禁断症状に耐えている娘を見続けるのが親の責任だな。

ごめんね…

これから少しずつ子育てのシフトチェンジをしていこう

 

とか思ったり。

 

 

 

しばらくすると、

「抱っこして」

と言うので、落ち着くまでずっと抱っこして。

(娘は、自分の心が荒れた時は抱っこが一番落ち着くと認識しているようです)

 

 

 

思い出して泣くこともなくなったと見て取れた頃に、

 

私「サンタさんは、みーちゃんが欲しがるものをくれはる人ではなくて、みーちゃんに使って欲しいものをくれはる人やでってお母さんがずっと言うてたの、覚えてる?」

 

娘「コクン(頷く)」

 

私「みーちゃんはすみっこぐらしのおもちゃとかが欲しかったみたいやけど、きっとサンタさんは、みーちゃんが年少さんからずっと使ってるリュックを見て『もう小学生やしなぁ〜  あのリュックは小さいやろなぁ〜』って見てくれてはったのかもしれんよ」

 

娘「(泣きながら)でも、前のリュックは捨てたくない!!!」

 

私「うん、あれは捨てんでもいいよ。もういいわって思ったときにサヨナラしたらいいから(すぐに捨てるつもりだった自分を反省…)」

 

娘「コクン(頷く)」

 

私「すみっこぐらしのおもちゃもいいけど、今あるおもちゃを大切に使うようにしよう!じゃないと、今持ってるおもちゃたちが可哀想やと思うねん」

 

娘「私はな、すみっこぐらしのおもちゃでじゅりちゃん(お泊まり先のお友達)と遊ぶお約束をしたから、すみっこぐらしのおもちゃがないとじゅりちゃんが悲しむやろうと思ったん」

 

私「そうやったんや。そうかそうか。でも、じゅりちゃんはわかってくれはると思うよ。お泊まりしてる間、じゅりちゃんと遊びたいおもちゃは他にある?」

 

娘「ある」

 

私「ほんなら、それを持って行ったら?」

 

娘「この新しいリュックに入れて持って行こうかな?」

 

私「お!いいんちゃう?!」

 

娘「この(新しい)リュックは大きいから、宝箱も入るよな!(目に輝きが!)」

 

私「うん、入ると思うわ!」

 

娘「宿題もちゃんと入りそうやん!前のんは小さかったから折り曲げなあかんかったしな!」

 

私「ホンマやな!(最近ようやく跳べるようになって嬉しそうなので)縄跳びも持って行ったら?」

 

娘「うん!持っていく!いっぱい入るなぁ〜!(目がキラキラ☆)」

 

私「ホンマやな〜!良かったなぁ〜!サンタさんのおかげやわ!」

 

娘「うん!!じゅりちゃんちから帰ってきたらサンタさんに『ありがとう』ってお手紙書く!!」

 

と、なんとか事を収め、先日 受講者さんから娘用にいただいた手づくりヘアゴムをつけて登校しました。ヤレヤレ汗

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梢さん、ありがとう!

 

 

 

娘のおもちゃ欲しい病が、友達のためだというのは新たな発見でした。

 

まぁ、もちろん少しは「自分が遊びたい」という気持ちもあるでしょうが。

 

 

 

 

 

私は、この前、Twitterでこんなことを呟いたばかりです。

 

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小さい頃から「私は、姉や弟の次だ」と思っていた私は、

親にしてもらいたかったこと=私だけのおもちゃが欲しかった

という記憶があまりにも強かったのかもしれません。

 

 

常々、娘に対しては

「いわゆる“一人っ子”な感じはなるべく無くしたい」

と思っていたものの、実はそうじゃなく育てていたのかもしれないし。

 

 

親というのはフィルターみたいなもので、我が親からしてもらった嬉しかったことをすくい上げて我が子に差し出すのだ

と頭にはあったものの、今、私の心にある『物を大切にする気持ち』は娘に差し出せてなかったのだと反省しきりです。

 

 

 

友達が悲しむ気持ちを察することができる優しさはそのままに、私が両親や祖父祖母から教えてもらった、今ある環境に感謝する気持ちもまたしっかりと伝えていけるように、これからも体当たり子育てをしていこうと心に誓いました。

 

 

 

もうすぐお正月。

 

我が家では、2日後のおせち料理講座に向けて数の子の塩抜きをしていますが、来年の元旦は、子育てに関する豊富も掲げようと思います。

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どうぞ、皆さまも良い年越しを迎えられますように。

 

 

 

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