「おやつ=甘いもの」になった子どもへの補食の与え方〜押し付けるか、差し出すか〜

ある日の、私のお昼ごはんの残り。

 

鶏肉のソテー。

 

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娘が学校から帰ってくる頃を見計らって

こうやって置いておくと、いつの間にか

なくなっています。

 

 

本当は、この倍量を用意していました。

 

ものの30分で半分に。

 

 

 

 

小学生にもなると、友達付き合いが

盛んになって、肉や魚や卵を

「はい、おやつ」

と出してもなかなか食べてくれません。

 

大きくなればなるほど

親の思ったとおりにはならないもの。

 

娘も、

「おやつは甘いものやから!」

と言い張ります。

 

 

 

そんな時に、ムキになって

「食べなさい!」

と言えば余計に食べてくれなくなるし、

 

「食べてくれないとお母さん、悲しい」

と小芝居してもすぐに見破られる。

 

 

 

だから、軽ぅ〜〜い流れで

食べてもらえるような工夫をする。

 

 

 

①「おやつ」とは言わない。

 

「おやつ=甘いもの」とインプット

されている場合は、おやつに肉や卵を

差し出すと、下手すりゃキレだします。

 

母も子も無駄な労力を払わずに

肉や卵をすんなりと自然に子どもが

食べてくれるようにするには

絶対に「おやつ」とは言わないこと。

 

風景のように、それとな〜く

そっと置いておくのです。

 

何か言い添えるとしても

「置いとくで〜」とか

「これ美味しいし食べてみ〜」とか

その程度。

 

無理強いせず、

それとなく気を引くだけ。

 

 

 

②食べやすい形状にしておく。

 

なるべくパクパク手軽に食べられる

ように、食べやすさは大事なこと。

 

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写真の鶏肉のように、1口大にカットして

爪楊枝で刺しておくとか。

 

手づかみで食べられるようにしておくとか。

 

そうすると、何かのついでに

パクッと食べていたりします。

 

「おやつはおやつの時間がないと!」

「食べる時間と遊ぶ時間は分けないと!」

と思いそうですが、子どもには子どもの

事情がある。

 

学校から帰ってきて、少ない時間で

宿題をして、終わったらすぐに

お友達と遊びに行く。

 

そんな隙間時間に

どれだけ食べてもらえるか。

 

ゆっくり食べられる時間がある日は

爪楊枝ではなく、お箸にすればいい。

 

お腹を空かせ、すぐにでも

遊びに行きたがっている育ち盛りの子に

何も食べさせずに1時間以上過ごさせる

のは、リスクが大きすぎる。

 

それなら、片手間にパクッと食べられる

状況をつくっておけばいいんじゃない?

 

 

 

 

我が家の場合、朝ごはんを残したら

「これは帰ってきてから食べてね」

と約束して学校へ送り出します。

 

休日とて同じ。

 

 

朝の残りがなければ、冷蔵庫にあるものや

何かしらつくって置いておく。

 

 

 

意外と食べてくれるものです。

 

 

 

子どもは、大きくなると口も達者になって

きますからね…

 

その分、親は鍛えられるし、親としての

こだわりを持ち続けるのもいいけれど、

親の価値観を押し付けるより、

子どもの過ごし方に添うように、

そっと差し出すくらいの気持ちでいれば

家庭は円満なんじゃないかな。

 

 

 

たかがおやつ

されどおやつ

 

 

子どもに食べて欲しいものを

子どもが食べやすいように用意する。

 

 

意固地になっていては

何も始まりませんからね(^^)

 

 

 

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