『料理レシピの扱い方=他人の気持ちの扱い方』の法則について

料理のレシピって

なぜこうも軽く扱われるのだろう。

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自分の理想とする仕上がりを目指して

ああでもない、こうでもない

と何日も、何ヶ月も、

下手すりゃ何年もかけて、

それなりの材料費もかけて完成させた

料理のレシピをいとも簡単に、

そして、実に軽々しく

「教えて」

と言う人がいる。

 

 

○○のレッスンに行ってきました!

美味しくできて嬉しい!

と、料理レッスンのレポを書くと、

必ず湧いてくるクレクレさん。

 

 

レッスン費用はもちろん、

自分の時間を割くこともなく

交通費を払うこともなく

無料で「教えて」と簡単に言える人。

 

 

相手がプロであろうとなかろうと

SNSで見た料理のレシピを

「教えて」

の一言で知ろうとする人。

 

 

つくった人の今までの時間は?

完成に至るまでの材料費や苦労は?

 

そこの理解があるなら、

もっと違う表現で相手に教えを乞うことが

できるはず。

 

 

 

これはもう何年も前からSNS等で

発信してきた。

 

 

今の仕事を始めて数年経つけど、

今でも同じように思う。

 

 

相手が、お料理の仕事をしていない

女性であっても、軽々しく

「それ美味しそう!作り方 教えて」

なんて言えない。

 

 

 

せめて、写真を見て、

自分なりに考えたことを付け加えるくらい

できないものか。

 

見よう見まねでやってみる

という少しばかりのリスクも

背負えないのか。

 

 

「せっかく美味しそうだから、

失敗したくないもの」

と言う人もいるけど、

その料理を完成させた相手は

これまでたくさんの失敗を

イヤというほど重ねてきているはず。

 

その想像力と、

それによる心遣いや思いやりがない人は

一生懸命 編み出したレシピを

渡した後も軽々しく扱うのだろうな

と、ひねくれ者の私は思ってしまう。

 

 

 

今はネット検索すれば

いろんなお料理の、いろんなレシピが

手に入る。

 

そんな世の中だから、

顔見知りの相手であってもそうでなくても

簡単に

「作り方 教えて」

と言えてしまうのだろうけど、

 

たかだか数年

料理を教える仕事をしていて思うのは、

料理のレシピの扱い方と

人の気持ちの扱い方は比例している

と断言できる。

 

 

 

こういう仕事をしているから

思うのかもしれない。

 

でも、こういう仕事でもしなけりゃ

こんな小さな、

そして、結構 大切なことに

気づきもせずに生きていくことに

なったかもしれないから

忘備録として書いておく。

 

 

※写真のビーフシチューは

十分に信頼関係がある人から

「知りたい」との要望があったので

そのうちYouTubeで公開する予定です。

期待せずお待ちください^^;

 

 

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