娘にフルーツを食べさせる理由〜メロンソーダの呪いは根深い〜

時々フルーツを食べます。

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やたら糖質を気にしすぎていた頃は

ほとんど食べていませんでしたが、

今は食べるようになりました。

 

買うこともあります。

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美味しいから

とか

旬を味わうため

とか

いくつか理由はありますが、

そのうちの一つとして

本物のフルーツの甘みや香りを

娘にインプットさせたい

という目的があります。

 

 

 

 

巷では、いろんな味のお菓子や

ジュースが売られていますが、

その多くは、本来の味や香りは

残されていません。

 

 

ひどい言い方をすると

作られた味であり、

作られた香りです。

 

 

オレンジジュースだって、

本物のオレンジを搾って出してくれる

お店は探さないと出会えません。

 

 

 

 

 

以前、桃を使ってジュースをつくって

あげたことがありました。

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材料はご覧のとおり、

桃と氷だけ。

 

 

最初は初めて見る色の飲み物に

恐る恐る口をつけた娘でしたが、

一口飲むや否や

目をキラキラと輝かせ、

「桃ジュースや!!!」

と、とても嬉しそうに

飲んでいました。

 

 

その数日後、偶然 出先で

桃ジュースを飲む機会があったのですが、

「ママがつくってくれた

あのジュースのほうが美味しい」

と言って全部は飲みきれず。

 

 

 

 

 

 

そして少し前、実家からぶどうが届き、

しばらく食後にぶどうを食べる日が

続いたときがありました。

 

 

そしたら、これまた偶然、

その最中にお友達から

ぶどう味のグミをもらったそうで、

気持ち悪くて食べるのをやめた

と話していました。

 

 

一時はあんなに

グミ買って!グミ食べたい!

と言ってた人が、

「もうグミは食べない。気持ち悪い」

とまで言って、それから一切食べていません。

 

 

 

 

 

 

子どもは大きくなるにつれ

親が入れない、子どもたちだけの

コミュニティに身を置きます。

 

数年前までは

口にするものすべて

親が吟味したものを

何の疑問もなく食べてくれていたのに、

親が教えずとも、

それまで口にしたことのない

味や香りや食感のものを

経験します。

 

 

子どもにとって、

それはそれは衝撃的でしょう。

 

そして、とても魅力的なのだと思います。

 

 

 

 

我が娘も例外ではなく、

コーラも

ラムネも

フルーツ牛乳

コーヒー牛乳も

私の知らないあいだに

経験していました。

 

 

グミもガムも。

 

コーヒー牛乳なんて

その場に私がいたら

絶対に飲ませていないのに。

 

 

 

 

でも、知ってしまったからには

後戻りできません。

 

 

 

強い味

強い香り

斬新な食感…

 

それらは魅惑の刺激なのですから

脳に、舌に、唇に

強烈な記憶として残っているのは

当然です。

 

 

 

放っておくとそれらの強い味や香りを

本物だと思ってしまうかもしれない。

 

 

「その味はニセモノなのよ」

と口で教えたとしても、

実際に食べさせていなければ

わかるはずがありません。

 

 

というか、

本人が「美味しい」と食べているものを

「ニセモノだ」と言われるのは

誰だって悲しいだろうし、

事実であっても聞きたくない。

 

 

 

 

 

 

カラダのことを思うなら、

食べものは

なるべく原型を留めておくほうがいい。

 

なるべく手を加えないほうがいい。

 

いかに加工されていないか。

 

 

 

「天然の」

「ありのままの」

「未加工の」

などの意味を持つ

crude(クルード)

という言葉があります。

 

私はこの言葉を、数年前に

ある農家さんのブログで知りました。

 

 

 

自分が食べたいもの

食べようとしているものが

crudeな食べものかどうか。

 

そこが見極めのポイントです。

 

 

 

 

市販品のほとんどはcrudeではない。

 

 

 

少なくても、

○○味と書かれているものは

本来のそれの味とはかけ離れていることが

非常に多いのです。

 

 

実際に、自動販売機やコンビニで

売っているジュースや清涼飲料水を

見てみると、無果汁のものもあれば

果汁10%のものも多い。

 

 

果汁100%の記載があっても

濃縮還元ばかりで、ストレートのものは

ほぼ手に入らないのが現状です。

 

 

 

 

世間の主流がそうならば、

せめて我が家で口にするものは

本来の、本物の味を

ダイレクトに感じてもらえるものにしたい。

 

 

昨今では、

皮を剥くのがめんどくさい

種を出すのがめんどくさい

そんな理由でフルーツを食べる家庭が

少なくなっていると聞きます。

 

 

それがニーズとなっているから、

やたら種なしのフルーツが出回っている。

 

本当は、種がなければ実らないはずなのに。

 

そういう視点で見ていくと、

種なしフルーツは

crudeな食べものではないことが

わかります。

 

 

 

 

よりありのままの味や香りを

記憶にインプットしてもらうための

フルーツ。

 

 

本人は本当に大好きで、

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一流割烹のお店でも

人目を気にせずここまで

メロンをキレイに食べたとしても、

 

メロンソーダで緑になった舌を見せて

喜ぶ様子を見ていると、

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せめて、それはあくまでも

「遊びの範疇だ」と認識して欲しい

と願うばかりです。

 

 

ヤレヤレ…

道のりは長い^^;

 

 

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