私たちの生活の中にある禊(みそぎ)とは?〜食事は立派な儀式なり〜

「禊」

 

 

罪や穢れを落とし

自らを清めることを目的とした

神道における水浴行為である。

不浄を取り除く行為である

祓え(はらえ)の一種とされる。

 

ウィキペディアさんは

おっしゃっています。

 

 

 

神道における水浴行為

というと、一番身近で

思いつきやすいのが

神社でのお手水。

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手や口を清めてから

お参りします。

 

 

 

 

 

でも、実は各家庭の中でも

水浴行為で清めているのでは?

と思い始めたのが

今から数年前。

 

 

 

 

 

 

たとえば、

朝起きてからの洗顔

 

 

 

 

泡で洗わなくても

水だけでパシャパシャ洗っている

という人も少なくないはず。

 

 

 

 

 

それから、

帰宅後の手洗い

 

 

 

 

 

今はコロナのこともあって

以前よりも洗う回数が増えた

という人もいるかもしれません。

 

 

 

 

 

それから、

お風呂

 

 

 

 

 

その日一日の汚れや疲れを

落とすだけでなく、

外でもらってきた

いろんな人の「気」

洗い落とすためにもお風呂や

シャワーは欠かせません。

 

 

 

 

特に、髪の毛の表面積を考えると

毎日の洗髪は穢れを落とす

絶好の手段とも言えます。

 

 

 

 

 

そして最後に、

私が一番伝えたいのは

食事前後のテーブル拭き

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キレイな場所で食事をするため

という意味も

もちろんあるでしょう。

 

 

 

 

でも、これをただ単に

汚れを拭く

という考えから

清める

という考えに変えると

何気なくやっているその行為も

とても意味のあるのもになり、

命をいただく「食事」が

生きていく上で

実に重要な儀式のように

思えてきます。

 

 

 

 

日本には「八百万の神」という

言葉があるように、

森羅万象に神を感じてきました。

 

 

 

 

我々がいただく、

野菜や魚や肉にも

当然 神は宿っている。

 

 

 

 

火にも水にも土にも。

 

 

 

 

つまり、

「食事」という行為を儀式と

捉えてもおかしくはなく、

その儀式の前後に

お膳(テーブル)を拭き清めて

禊を行うのは自然な行為です。

 

 

 

 

・・・と考えると、

私たちの生活の中に溶け込んだ

水浴行為の一つ一つを

もっと丁寧にしていこうと

思えるのではないかと。

 

 

 

 

 

水に関する慣用句は

数多くありますが、

いざこざや揉めごとを一掃する

との意味を持つ

「水に流す」

 

 

 

 

まさに水浴行為です。

 

 

 

 

日本の文化とは

使う言葉に至るまで

どうしてこうも奥が深いのか…

と感心するのは私だけでしょうか。

 

 

 

 

 

とにもかくにも

たかがテーブル拭き

されどテーブル拭き

です。

 

 

 

 

今日も明日も心を込めて。

 

 

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