人は人によって生かされる〜フリードリヒ2世の実験から学ぶこと〜

数字や見た目の変化があるから

ダイエットが続くように

 

順調に育っていることがわかるから

水やりのタイミングを気にするように

 

人は誰かの反応があるから頑張れる。

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毎日毎日あいさつをしても反応がないなら

あいさつをしたい気持ちも消えてしまう。

 

笑いかけても笑顔が返ってこなければ

そのうち笑いかけることはやめるだろう。

 

 

 

 

 

1220年から30年間 神聖ローマ皇帝

として在位したフリードリヒ2世は、

人は生まれながらにして言葉を話す

能力が備わっていると考え、

言語を教えない子どもはどんな言葉を

話すのかと興味を持ったことから

生まれたての赤ちゃんを50人集め

ある実験を行いました。

 

 

実験にあたって与えられた条件は以下。

 

お腹が空いたらミルクを与える。

オムツも替えたり、お風呂に入れたり

衛生面は整える。

ただし、

目を合わせない。

話しかけない。

笑いかけない。

スキンシップをとらない。

 

 

そんな状況下で育てられた赤ちゃんたち。

 

誰一人として一歳を迎える前に

亡くなったという悲しい結果になって

しまいました。

 

 

 

この実験でもわかるように、

人は誰かの笑顔によって癒され、

誰かの助言によって奮起し、

誰かの温もりによって活力を取り戻す。

 

キャッチボールはお互いが受けて投げる

から成立するのです。

 

投げっぱなし・受けっぱなしは

必ず疲弊します。

 

 

 

大事な誰かとのご縁が薄らいできたと

感じるなら自分のコミュニケーション能力

を振り返ってみる。

 

いつ、どのタイミングで、どう言えば

よかったのか…と。

 

それは決して後悔ではなく、次に同じ

失敗をしなくて済むように。

2人と同じ悲しい思いをさせることの

ないように。

 

自分自身をもっと高められるとも思うから。

 

 

人に合わせるばかりの人生は苦しいけど

人と関わりながら生きていく上で

譲り合いは大切。

 

人は、人との交わりの中で自分を知って

いくのだから。

 

好きなように生きていくのと

好きなことをして生きていくのは違う。

 

 

せっかくいただいた命。

 

人に良き影響を与え、

人からも良き影響を受けて生きていきたい。

 

そして、仮に悪い影響を受けたと感じても

数年後には良い影響として消化できる

生き方をしていきたい。

 

 

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