鰯料理には生姜を入れなきゃ!なんて鰯が聞いたら泣きますよ〜既成概念でガチガチなあなたへ〜
料理の講座をしていると、
既成概念に囚われてるなぁ・・・
と思うことが度々あります。
『5つの魔法の調味料講座』では、4種類の唐揚げを作ります。
どれも、生姜やニンニクを入れません。
受講者さんの中には、生姜もニンニクも入っていないのに美味しくできあがっていることを不思議に思う人がいます。
「なぜ臭みがないんですか?」と。
取り寄せたお肉を使うこともありますが、スーパーのお肉を使うこともあります。
それでも、生姜やニンニクは使いません。
なのに美味しいので驚かれます。
そして、この講座ではサムゲタンも作ります。
ナツメも高麗人参も使わずに。
でも、世間ではそれらがないとサムゲタンが作れないと思い込んでいる人が意外に多い。
私の作り方を見て
「たったそれだけの材料で?!」
と驚かれます。
そして、食べてみてまた驚かれる。
美味しいから。
これまで3度ほど『鶏がらスープ活用術講座』というものをやりました。
※Web講座もやってます
鶏がらを使ってスープを煮出すというと、生姜やネギの青い部分を使わなきゃいけないと思っている人が結構います。
そのために、ネギの青い部分を冷凍していたり、大して使うあてもないのに白ネギを買ったりする人もいたりして。
わざわざそんなことをするから、料理へのハードルがどんどん高くなるんですよ。
私は生姜もネギも使わずに鶏がらスープを煮出します。
ニンニクも使いません。
それでも臭みなく、美味しい鶏がらスープができあがります。
だから、みなさん驚かれます。
昨日は「お魚講座」でした。
数種類の魚介類を使ってお料理をしたのですが、私は、鰯のつみれ汁には生姜を入れません。
「臭みを消すために入れる」と思っている人もいるようですが、遠慮なく言わせていただけるなら
それ、鰯の鮮度が落ちてるからやん!
の一言です。
鮮度がよければ生姜なんていりません。
「鰯料理には生姜を入れなきゃ!」って…
調理する前に鰯の鮮度を確かずに、盲目的にそうしてませんか?
鰯は臭い
なんて固定概念は鰯に失礼です。
鰯の鮮度の見極めができない自分を反省しましょう。
そして、
「臭い鰯料理は食べたくない」
と思うなら、まず、素材の鮮度に重きを置きましょうね。
…とまぁ、こんな風に、巷に溢れる料理レシピの中には、様々な既成概念で作り手に無駄な労力と精神的・時間的拘束を強いるものもあります。
それらによってガチガチに凝り固まった人たちを開眼させるために私の講座があるのかもしれないと思うと、またさらに邁進したいと思うこの頃です。
そういえば、我が実家では、昔からよく魚のあら汁が食卓に出ていました。
おろし生姜を山ほど入れて。。。
子ども心に、その生姜が辛くて美味しいと思ってなかった。
今の私の知恵があの頃の私にあれば、
「あら汁の生臭みが気になるんなら、生姜を入れずにこうすればもっと美味しくなるよ」
と教えてあげられるのに。
まぁ、私の祖母も母も、既成概念がチラホラ垣間見れる人だったということですね^^;
今となっては、生姜の存在感ありありのあら汁も、懐かしいおばあちゃんの味としてインプットされてるからいいんですけどねぇ(^◇^;)
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