「乳腺炎になったらお肉はダメ!」という指導を減らすために。

昨日は友達のお宅へ、産後ママの食事サポートに伺いました。

 

 

以前から、妊婦さんや産後ママの食事サポートはしていたのですが、我が家に料理を取りに来れるご近所さんのみ受け付けていました

 

でも、今回はお宅訪問

 

 

友達のお宅のキッチンや調味料、その時にあるお野菜などを使ってつくるのですが、お肉類と、お肉をミンチにするミンサーという機械と、乾物を含む少しのお野菜、鶏がらスープなどを自宅から運びました

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お料理をするのが好きな友達なので、鶏肉を唐揚げ用に下味をつけておいたり、ミンチ肉を大量に冷凍するなど、すぐに調理できるまでの状態にして、その日のうちに食べるものを数品用意。

 

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「つくったものを夕飯に一緒に食べましょう」と友達が提案してくれたので、お言葉に甘えて夕飯をご一緒させてもらいました。

 

 

 

 

友達のお宅のベビちゃんは生後2ヶ月

2人目ちゃんです

 

 

1人目の出産においても、産後の床上げに3ヶ月は必要だと言われています

 

つまり、その3ヶ月のあいだはなるべく動かない

 

産後ママに課せられた任務は、

授乳

食べること

ココロとカラダを休めること

 

それだけ。

 

 

でも、現代において、3ヶ月も家事もせず寝て暮らせる女性なんて、ほんのひと握りいるかいないかじゃないかと思う

 

 

いや、現代だけじゃないかも…

 

 

実際、私の母は産後、寝て過ごせたのは1ヶ月もなかったと話していたことがある

 

曽祖母、祖父や祖母、叔父や叔母までも1つ屋根の下で暮らしていたので、ろくに我が子を抱く時間はなくてもご飯ごしらえは母の仕事だったらしい

 

 

おそらく、ずっと前から産後ママへのケアの必要性なんてあまり考えてもらえず、産後であろうと妊婦であろうと

「女は家族のために働くものだ」

という固定概念のもとで生きてきた女性たちがいるからこそ、今でも

「あら!私は3人産んでるけど家事もやってたわよ〜」

なんて義理の親から言われてストレスを抱える若きママが減らないんだろうな…と思う

 

 

妊婦は、つわりやお腹の張りなどで辛いときがあるし、

産後は産後で、人を1人生み出すだけで体力・気力を使い果たしてボロボロの状態なのだ

 

 

産後なんて、アドレナリンを大量放出してまでもがんばろうとしているお母さんたちは世の中にいっぱいいる

 

 

それがどういうことなのか?

後々、どんな状態を生み出すのかもわからずに、ひたすらがんばろうとしている

 

 

 

親にとっても子にとっても、生まれて2〜3ヶ月の過ごし方が数年…  

いや、数十年と影響してくることを、医療従事者さえ知らなかったりする

 

 

それを証拠に、今の日本では、妊婦サポートはもちろん、産後ママのサポートなんてまだまだまだまだ全然 充実していない

 

 

帝王切開で産んだお母さんに、傷口のケアを伝えている医療機関はどれほどあるだろうか?

 

妊婦さん向けに、産後の食事指導をしている自治体はどれだけあるのだろうか?

 

 

 

赤ちゃんのケアは全国にそれなりにあるけれど、私としては、赤ちゃんのケアよりお母さんのケアの方が最優先だと思う

 

赤ちゃんを満たすのはお母さんだから。

 

 

 

私は、妊婦健診も出産も同じ病院でした

 

娘を産んだのは4年前

 

妊婦健診の際に、産後の食事指導なんて受けた記憶はない

 

 

それどころか、産後の入院中の食事は本当に悲惨だった

 

 

パン

牛乳

ウインナー 2本

ゼリー

のような食事のときもあった

 

 

「産院のリサーチが足りなかったからだ」

「栄養のある食事を出してくれるところもある」

とかいう意見もあって然りだとは思うけど、これはそういう問題ではない

 

 

「出されたものに文句を言うなんてけしからん!!」

なんて意見も、妊婦期や産後においては論外だ

 

 

 

 

世の中の、人間が生まれてくるためにあるすべての医療機関が、栄養のある食事を用意できていないことが大問題だと思う

 

 

なぜそれができていないかというと、この日本という国全体が、

「人がこの世に誕生する」

という奇跡に対する認識の甘さや緩さが現状をつくっているのだ

 

 

女性のカラダの仕組み

ホルモンバランスの乱れ方

それがカラダやメンタルに及ぼす影響

そして、さらにそれがどう子どもに伝わっていくか?

そんなことをすべて踏まえた産後に必要な栄養のこと

などなど、机上の空論でモノが言える医師や看護師は多いかもしれないけれど、一人ひとりの個体差などで十分なアドバイスやケアができる人たちはかなり少ないと感じる

 

 

だって、未だに

「お肉を食べるから乳腺炎になるんだ」

「良いお乳を出すには米を食べろ」

と言っている医療従事者がいるのだから。

 

 

 

 

 

妊婦ケア

産後ママケア

今の日本では未熟すぎる

 

 

 

マタニティーブルー

早産・死産

切迫

低体重児

産後うつ

乳腺炎

セックスレス

など、女性の妊婦・出産・授乳期における様々な問題を、これ以上増やすわけにはいかない

 

 

でも、いつまでも「ない!ない!」と愚痴ばかり言っていても何も進まない

 

ないものはつくる!

 

 

 

幸い、私の友人に、妊婦ケア・産後ケア・男女の性などに関する知識と経験に長けた人、都智華子さん(https://m.facebook.com/profile.php?id=100002981970297)がいる

 

 

人に必要な栄養の知識は、私よりももっともっと熟知しているお友達もいる

 

 

そういう方々の貴重なお力を借りて、妊婦ケア・産後ママケアを充実させていきたい!

 

 

いつか、日本全国どの医療機関に駆け込んでも、同じレベルのケアが受けられる世の中になるように…

 

私ができることをやるのみです!

 

 

娘が犯罪に巻き込まれないために親としてできること

子ども向けの絵本やテレビ番組などの中には、

「正義と悪」

があからさまに書いてあったりする

 

 

たとえば、アンパンマンは正義

バイキンマンは悪

といった具合に。

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ウルトラマン仮面ライダーは正義

怪獣は悪だし。

 

良いプリンセスがいて、悪い魔女がいたり…

 

 

 

私は「良い人・悪い人」という表現にとても抵抗があった

 

 

このブログでも書いたことがあるけれど、

「正義の反対は、また別の正義」

だと思っているし、

 

世の中の殺人犯だって、きっと素晴らしい一面があると思うし、罪を犯した背景を考えると、どこかに必ず原因があって、

「その殺人犯だけが悪い」

なんて決して判断できなかったりもするから。

 

 

先日SNSで、日本人なら誰もが知っている殺人事件の名前を出して、

「○○事件の犯人をつくる方法」

という、箇条書きに書かれているものを見かけた。

 

あまりにも内容が酷すぎるし、凶悪殺人犯が増えてもらっても困るので全公開は控えるけれど、どんな内容だったかというと、

 

そのほとんどが、その殺人犯が子どもの頃に親から受けてきた体罰やら冷たい接し方・とても親子とは思えない仕打ちなどが書かれていた

 

 

もう胸が締め付けられる想いだった

 

 

 

そのSNSのコメントには、

「こんな育てられ方をしたら誰だって性格ゆがむよね…」

「彼が悪くない。母親が悪いんだ!」

「親も死刑にしろ!」

などという批判的なものが多かった

(こういうコメントも含めて、あまり気持ちの良いものではないので公開しないのだけど)

 

 

確かにそうかもしれない

 

親の接し方1つで子どもの将来は決まるだろう

 

 

でも、私はその親とて被害者だと思ったりする

 

「この人の親はどんな育てられ方をしたんだろう」

「親が経験してきた親子関係とは、どんなものだったんだろう」

と思った。

 

 

そんなことを考えると、本当に悪い人なんていないとも思える

 

 

だから、娘が目にする絵本や子ども向けの映像の中で描かれている

「正義と悪」

に抵抗があった

 

 

 

 

でも、今は私の幼少期とはいろいろ違う

 

 

 

隣近所や地域の中での交流が圧倒的に少ない

 

犯罪の種類も多様化・陰湿化している

 

 

「知らないおじさんに声をかけられてもついていっちゃダメよ」

と言うだけでは足りない

 

 

女性が声をかけてきて連れ去られることもあるからだ。

 

 

 

 

私自身、娘と他人との接触をことごとく拒むようなことはしない

 

娘がもっと小さい時は

「あら!かわいいねぇ!」

と声をかけてもらえるのも嬉しかったし、

 

「小さいおててだこと!」

と、手を触られることもさほど嫌じゃなかった

 

 

が、それも人による

 

 

女性だと抵抗はなくても、男性だと少し警戒もしていた

 

 

今でも時々、街を歩いていて急に

「おっちゃんの彼女にならへんか?」

と娘に言ってくるようなおじちゃんもいたりして

「なに?!」

と思うこともあるけど、

 

きっと、本当に下心がある人はそんなにダイレクトなアプローチはしてこないだろうとも思う。

 

 

 

学校の先生や警察官が犯す事件も少なくない

 

2日くらい前にも

児童相談所に子どもを拉致された」

というSNSの投稿も見かけた

 

 

 

誰を信用していいのか

誰を警戒すればいいのか

わからない時代になってしまった

 

 

 

今はいつも娘と一緒にいるけれど、この先はわからない

 

 

私が娘と一緒にいて、彼女を守ってあげられる時間は残り少ないはず

 

 

そのあいだに、彼女が自分で自分の身を守る術を身につけなければいけない

 

 

その指導をするのは私の役目だ。

 

 

もしかしたら、子どもに料理を教えることや、文字や英語を覚えさせることや、習い事をさせることより大事なことかもしれないとも思う

 

 

かなり穿った見方かもしれないけど、そんな時代になってしまった

 

 

そんな視点で見ていくと、幼児の段階では

「世の中には悪いことをする人もいる」

というダイレクトな伝え方をしたほうが良いのかもしれない

 

 

「正義の反対はまた別の正義だ」

「犯罪者とて被害者かもしれない」

などということは、彼女の成長具合をみて、また違う表現で伝えていければいいな…とは思う

 

 

 

親がどんなに注意を払っていても、子どもが犯罪に巻き込まれる瞬間はいつでもある

 

そうならないためにも、子どもに知恵をつけさせることは本当に大切だと思う

 

 

 

それだけではない

 

 

子どもを犯罪者にしないためにも親の知識と知恵が必要だと痛感する

 

 

 

私が普段 娘に言ってることのすべてをココに記すことはできないけれど、

『子どもを犯罪者とも被害者とも無縁の人間にするには、親の普段の接し方がものを言う』

と思えるようになったのは、2年くらい前に主催をした

「赤ちゃんからの性教育

というお話し会が大きなきっかけとなった

 

 

子どもが犯罪に巻き込まれないためにはどういったことに重きを置いて話せばいいのか?

 

自分の命とカラダを大切に思えると、他人の命もカラダも大切に思えるということ

 

親の何気ない一言が、あとあと犯罪者を生み出してしまうかもしれないこと

 

親子のスキンシップがいかに大切か

 

思春期を迎える前に「性教育」という命の授業が大切だということ

 

「赤ちゃんはどうやったらうまれてくるの?」という質問にうまく答えられないのは親自身の性教育が未熟であること

 

 

 

本当にいろいろ考えさせられたし、1人でも多くの人に知ってもらうことで、世の中から少しでも犯罪が減るのではないかと思う

 

 

今のところお話し会を開催する予定はないけれど、その代わり、以前facebook上でやっていたオンライン講座をまた再開するめどが立った

 

今後、facebook上でも時々参加者を募るかもしれないけど、ココでも記しておくことにする

 

 

期間は2ヶ月

参加費 7,000円

希望者は私にFBメッセージを送ってください。

詳細をお返事します

※かなりプライベートな内容が含まれているため、勝手ながら男性の参加は私のFBFに限らせていただきます

 

なお、個別の質問・相談は別途料金がかかります

 

 

 

 

娘の絵本の内容からかなりかけ離れた着地点になってしまった感はあるけれど、私個人としてはとっても大切なことだと感じているので、最後は告知させていただきました。

 

 

 

性教育とは、男性と女性のカラダの仕組みを学ぶことではありません

 

この世に生きる意味

カラダを愛おしむこと

自分の命とカラダを守る必要性

命をつないでいく大切さ

他者との関わり合いを円滑にするために必要なこと

などを知り、感じることだと思います

 

 

となると、学校任せになんてできないはず

 

思春期になる前に伝えておきたいことだったりする

 

 

 

生後数ヶ月から親ができる性教育があります

 

 

それが、思春期になってカラダの変化を喜べるかどうかに大きく関わってくる

 

 

私はとても重要なことだと思っています。

《体験談》自分の欠点は、実は欠点ではないという話。

私が男性と初めてお付き合いをしたのは、中学2年生のとき

 

同じクラスのTくんでした。

 

 

ずっと片想いをしていたのだけど、不意にTくんも私に好意を持ってくれていることを知ってお付き合いすることになりました。

 

 

とはいえ、まだ中学2年生

 

初めて両想いの人が現れて、初めてお付き合いをする

 

どんなことをする人のことを「彼氏」と呼ぶのかもわからず、とりあえず交換日記 

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今から30年ほど前の話なので、携帯もなければポケベルもない

 

いや、ポケベルは世に存在したのかもしれないけど、中学生で持っている人はいませんでした

 

 

だから、とりあえず交換日記w

 

 

ひっそりと手紙のやりとりをしたり、一緒に下校するのが精一杯でした

 

 

クラスのみんなにも公言せずにお付き合いをしていたので、学校にいる時間のあいだで2人きりになることはなく、一緒に下校するときも学校の門から少し離れたところで待ち合わせをして帰るほど。

 

 

2人きりの時間が本当に愛おしくて、少しでも長くTくんと一緒にいたかったのだけど、私の家は親が厳しかったということもあり、公園に寄って話でもしようものなら帰宅時間が遅くなって怒られるだろうし、男の子と2人で歩いている姿を見られたなら何を言われるかわからなかったので、家のずいぶん手前で別れて帰宅していました

 

 

 

そんなTくんにまだ片想いをしているとき、好きだということをひた隠しにしていたので、クラスの中では普通に接していたのだけど、

 

ある日、Tくんを含めた数人のクラスメイトと話をして、みんなでゲラゲラ笑っているとき、ふとTくんが、

「前から思ってたけど、おまえって口でかいよな…」

と言ってきたのです

 

 

 

自分の口がでかいことを前から自覚していたなら多少は素通りできただろうこの言葉

 

私はそれまで自分の口がでかいことなど思ったことも考えたこともなかったし、

 

ましてや、それを大好きな片想いの男の子から言われたショックたるや、もうホントに一気に地獄に突き落とされた感覚で、

 

ついでに「前から思ってた」って……

 

もうその地獄から這い上がるためのエネルギーもすべて奪われた感じ。。。

 

 

 

本当に本当に、ただただショックで。

 

 

 

打ちひしがれて家に帰り、家族ともあまり会話せず、食欲もわかず、もちろん学校も楽しくない

 

 

 

Tくんにそれを言われたときから、笑うときは口を手で隠して笑うようにしました

 

 

そして、

「お母さん、私って口でかい?」

と、恐る恐る母親に聞いたのが3日ほど経ってから。

 

 

その事実を認めるのが怖くて、3日くらいの時間が必要だったのです

 

 

母親の回答は

「そうね、ちょっと大きいかもね」

 

 

 

 

えーーーー!!!

知ってたん?!?!?!

それなら早く言ってよ!!

なんでもっと早く言ってくれへんかったん?!

そしたらTくんに言われる前から手で隠して笑ってたのに…

そんなこと、Tくんから言われなくても済んだのに…

 

 

悲しさやら悔しさやら怒りやら、もういっぱい込み上げてきました

 

 

 

でも、そこでようやく

「私は口がでかいのだ」

という事実を受け入れることができたのです

 

 

 

でも、笑うときは必ず口を手で隠してから。

 

 

いつもいつも頭の中にありました。

 

 

 

 

 

でも…

 

1週間か2週間か経った頃からだんだんとストレスになってきたのです

 

 

 

今までみたいに笑いたいときに笑いたいように笑えないことが。

 

 

常に「あ!手で隠さなきゃ!」という意識が働いてしまう

 

どんなに楽しくても。。。。。

 

 

 

「もうこんなのイヤ!!!」

って思ったのです

 

 

「ぜんっっっっっっぜん楽しくない!!」

って。

 

 

 

 

それから少し考えました

 

 

私は口がでかい。

それを大好きな片想いの彼から知らされて苦痛だった。

でも、もしかしたら世界には口が小さくて悩んでいる人がいるかもしれない。

その人から見たら、私はなんとも羨ましい人なんだ!

「あの人みたいに口が大きかったらいいのになぁ…」って思われるかもしれない!!

そうだ!口がでかいことは素晴らしいことなんだ!!

それに、もしTくんが「口がでかい女はキライだ」と言ったとしても、私がTくんを好きなことは変わらない。

私はTくんと両想いになりたくて好きになったわけじゃないし、私は私の目で見てTくんを好きになったんだから、それでいいじゃないか!

そうだ!それでいいんだ!!

今までは口がでかいことで悩んでたど、もしかしたら口がでかいことでできることが何かあるのかもしれない。

私が望んで持って生まれたわけではなく、生まれたときから備わっていたもの。

神様から「この大きな口で成し得ることを全うしなさい」というメッセージが込められているのかもしれない!

このでかい口だからこそ役に立つ何かがあるはず!!!

 

 

と思い直したのです

 

 

 

そしたら一気に気持ちが楽になって、Tくんの前でも以前と変わらずゲラゲラと笑えるようになったのですが、中学2年生の私は、

『大きな口だからこそ役に立つ何か』

は見い出すことができず、ただぼんやりと「あるかもしれない」と思っていました。

 

 

 

 

で、時は過ぎ…

 

 

 

高校〜専門学校を卒業し、学生時代、アルバイトを一切禁止されていた私にとって、初就職が人生で初めての仕事。

 

就いた職業は、日本料理屋でのお給仕の仕事…仲居でした。

 

 

 

お店の社長から

「板場がどんなに値段相応の料理をつくったとしても、仲居がその価値を下げてはならぬ!お客さんに、いかに価値を感じてもらうかは仲居の腕にかかってるんだ」

「また来たい!と思ってもらうためには、仲居の立ち居振る舞い・言葉遣い・表情…すべてで決まる」

など、客商売の極意をたくさん学ばせてもらっているうちに、

『自分の魅せかたの必要性』

に気づきました

 

 

で、行き着いた先が、でかい口!

 

 

 

これを活かさない手はない!!

と思って、毎日毎日笑顔の練習をすることにしたのです

 

 

 

朝起きて顔を洗ったあと、その日で最初の笑顔をつくる

 

どう笑ったら良い印象になるか?

どれくらい口角を上げればいいか?

目尻はどれだけ下がるか?

 

自分の笑顔を毎日毎日毎日毎日研究しはじめました

 

 

すると、朝一番の笑顔で体調やメンタルの状態がだんだんわかるようになってきて、出社までにコントロールすることもできるようになりました

 

 

 

お客さまから初めて

「良い笑顔やね」

と褒められたときは、中学2年生のときに思いつきで感じた

『でかい口だからこそ役に立つ何か』

がわかった瞬間でもありました

 

 

 

 

短所と長所は紙一重

とよく言いますが、

 

自分のイヤなところ・キライなところばかり見ていても、いつまで経っても良い方向には行きません

 

 

 

イヤなところ・キライなところを、違う面から見てみると、案外そうでもなかったりもします

 

 

 

必要なもの・欲しいものが自分に揃ってないから豊かじゃない

 

ということではなく、

 

今あるものを豊かに感じる心が必要なのだと思います

 

 

 

人間、生まれつきでも成長過程でも、身に備わったもので不要なものなど何一つないのです

 

 

すべては必要だから備わっている

 

 

今はイヤで邪魔だと感じるものでも、いつかは必ずそれに感謝するときがくるのだと思います

 

 

心の在り方で豊かになれるなら、これ以上安上がりな方法はないですよね

 

 

 

…ということが言いたくて、長々と昔話をしてしまいました(^_^;)

 

 

お付き合いくださりありがとうございました。

 

 

娘が数日間 高熱を出したときに私がしたことのいろいろ。

先週、娘が3日間ほど体調を崩していました

 

発熱です

 

 

そのため、いくつかの予定をキャンセルいたしました。

 

ご迷惑とご心配をおかけした皆さま

この場を借りてお詫び申し上げます。

 

 

 

 

有り難いことに、彼女は、あまり体調不良になることがなく、これまでも、発熱は半年に一度あるかないか

 

発熱したとしても、夕方か夜に熱が出て、翌朝はすっかり下がって、何事もなかったかのように元気に過ごすのがいつものパターンでした

 

 

今回のように何日も熱が出ることは初めてです

 

しかも、上がったり下がったりの繰り返し…

 

そのため、先が読めず、念のために予定変更を決断したわけですが。。

 

 

 

 

今日は、自分も含め、家族が熱を出したときにどう対処しているのか、今回の娘のパターンを踏まえて、忘備録としても書いておきます

 

 

 

家族が熱を出したときの私の任務は、

水分補給と栄養補給

 

この2点は重要だと心がけています

 

 

 

水分補給は、脱水防止

 

栄養補給は、熱を出して戦ってくれているカラダの機能を応援するためです

 

 

 

とはいえ、熱が出ているということは、胃腸機能も落ちていたりするし、食欲自体もなかったりする

 

 

そんなときに、栄養があるからと、お肉やお魚や野菜を無理やり食べても無駄

 

…というより、悪循環

 

 

 

 

じゃあ、どうするか?

 

というと、、、

 

 

 

お出汁を飲む

 

これに尽きます

 

 

 

お出汁には、栄養がたくさん入っています

 

カラダをつくるために必要なたんぱく質やミネラルが豊富!

 

 

しかも、たんぱく質が吸収しやすい形で入っているため、カラダへの負担は少ない

 

 

たまご粥を食べるより、

お豆腐を食べるより、

ずっとずっとずーーーっと良い状態でたんぱく質が摂れます

 

 

これは、天然素材で引いたお出汁だからこそできること!

 

市販の顆粒だしでつくったお出汁では、残念ながらこうはいかない。。。

 

 

しかも液体なので、同時に水分補給もできる、とっても有り難い存在です

 

 

 

 

今回は、偶然 ウズラの丸鶏で引いたスープがあったので、娘にはそれを飲ませました

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鶏手羽などでも代用可

手軽で美味しいスープがとれます

 

 

 

使う調味料は、本人の希望もあって、非加熱のミネラルたっぷりな海塩のみ

 

 

 

 

熱が出た最初の段階でスープを飲みたがったので、液体ミネラル少量と塩を入れたスープを渡すと、お椀2杯分くらいをがぶ飲みし、

 

そのあと、

「ここにフォーを入れて」

と言うので、米粉麺を湯がいて入れたら、それも2杯くらい食べました

 

 

 

 

カラダをつくるためにも、傷ついた細胞を修復するためにもたんぱく質は必要だけれど、たんぱく質ばかりを入れていては、せっかくのたんぱく質がエネルギー源として使われてしまうのでもったいない

 

 

いくら熱があって不調だとしても…

いや、不調だからこそ、たんぱく質を無駄遣いしないためには、ある程度の炭水化物が必要だと思っています

 

 

 

 

 

どれだけスープに栄養があるといっても、お水も要求してくるので、液体ミネラルを入れたお水を用意していました

 

 

特に一番高温だった39.5〜39.6度あたりの熱が出ていたときに娘が求めてきたのはスープではなくお水。

 

 

ビタミンCの顆粒のクリニックサプリを溶かせばレモンジュースのような味になるので、それもゴクゴク飲んでいました

 

 

 

38度くらいに熱が下がってきたときに

「パスタが食べたい。少しだけお肉を入れて」

と言うので、ウズラのスープにキヌアパスタ・豚ミンチ・トマトジュース・液体ミネラルを入れたスープパスタを出すと、食べる食べる!!

 

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あまり美味しそうな画像じゃなくてすみません…

 

 

 

体調不良などで消化機能が落ちているときはミンチ肉だと消化の負担が少しはマシです

 

 

お肉をたくさん食べられない人も、ミンチ肉を続けるとカラダが少しずつ慣れてきて食べられるようにもなります

 

 

 

 

 

食事の時はいつも

「よく噛んで食べようね」

と言ってますが、不思議とこの時は私が言わなくてもいつも以上にしっかり噛んでいたので、これもカラダの本能かしら?と感心しました

 

 

 

 

そんなこんなで、ちょこちこちこちょここまめに栄養補給をしながらサポートしていましたが、時々、喉の痛みと腹痛を訴えることがあったので、念のため小児科を受診しました

 

 

 

「夏風邪でしょうね」

と言われましたが、

「また喉が痛いと言ったらコレをどうぞ」

と抗生剤を処方してくださったので、整腸剤の処方もお願いしました

 

 

抗生剤と整腸剤(乳酸菌)はセット

これは必須だと思っています

 

 

今回はミヤBM

 

家にもミヤリサンがあるけど、今回なぜか薬を飲みたがる娘にはちょうどいいかと思い、いただいてきました

(結局 一回飲んだだけで、抗生剤もミヤBMも拒否でしたけど)

 

 

 

 

 

世の中にはやたら病院や薬・西洋医学を否定して毛嫌いする人もいますが、薬でしかできないこともあると思っています

 

特に緊急時。

 

 

薬が必要かどうか?

飲む量はどれくらいか?

その見極めはどんな病気・どんな不調でも絶対に必要だけれど、受診すれば早く解決することもある

 

 

もちろん、家でできることは最善を尽くした上で。

 

 

そして、普段からできることを欠かさずやることは何よりも大前提で。

 

  

 

薬だって、カラダに栄養が足りていなければ効き目は薄いか、あるいは、なくなる

 

栄養補給はいつも常に必要だけれど、それでも体調不良になることもある

 

その時は、十分な栄養補給をした上で投薬もすると少量で済んだりするわけです

 

 

 

 

今回、2年以上ぶりでの受診だったので(前回、なんで受診したのかも記憶なし…)7,000円くらいかかってしまったのが痛かったけど(^_^;)

 

でも、これまでいつも翌朝には必ず熱が下がってきたことを先生はビックリされてました

 

それもこれも、もしかしたら、お粥より重湯より、まずはお出汁!と思って離乳食をスタートしたことや、何かと言えばお出汁を飲み続けてきたことも多いに関係しているような気がします

 

美味しいお出汁の引き方を知りたい人は、お出汁の会へどうぞ

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家でできることと医療のチカラを借りること

 

この両方のバランスはとても大事で、どちらかに偏りすぎるのは危険ですね

 

 

 

 

 

SNSを見ていると、なんだか同じタイミングで体調を崩したお子さんが多かった様子

 

 

皆さんもご自愛くださいませ。

 

子どもにお菓子を与える人・ハトにエサを与える人・ノラ猫に餌付けするおばさんの共通点

私は、娘にあまりお菓子を買い与えることがない

 

 

「あまり」というより、ほとんどない

 

 

 

理由は、もう今や「砂糖 デメリット」などでググると山ほど情報が出てくるので、説明は省かせていただく

 

 

砂糖だけではない

 

添加物も、小麦も、トランス型脂肪酸も、GMOも…

 

 

 

 

市販のお菓子を一切食べないか?

と訊かれるとそうではなく、幼稚園の預かり保育をお願いしたときは、園から出るおやつは市販のものなので、

「今日はラムネだった」

「今日はおせんべいだった」

などと話してくれる

 

 

 

本当はそれさえもなんとかならないかと思っているのだけど、延長保育をお願いしている立場上、そこまでは求めない

 

 

それに、「みんなと同じものを食べる楽しさ」を奪うことまでは考えてもいない

 

 

 

だから、「普段の食事やおやつを気をつければいいだけ」だと思っている

 

 

 

『子どもにお菓子を食べさせていない』

というと、決まって言われることが

「そんなの可哀想」

という声

 

 

『可哀想』の基準が私とは違う人なので、そういう意見はスルーしておく

 

 

 

 

では、娘の普段のおやつは何か?

 

常備しているのは、スルメや焼き海苔

タタミイワシや甘栗など。

 

たま〜〜にドライフルーツやナッツを少量

 

 

つい数日前、あるところで娘がスルメや焼き海苔を食べているのを見てビックリした人がいた

 

ビックリされることにビックリだったけど、

「あぁ… やっぱり私がやっていることはまだまだ少数派のことなんだなぁ…」

と思った

 

 

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出先でおやつの焼き海苔を食べている娘

 

 

 

 

外でお菓子をもらったときなどは、必ず私と半分こするようにしている

 

 

まぁ、私自身がお菓子をなるべく食べないようにするためにも、断れるときは断る

 

 

 

お年寄りなどは、食事前であろうと、朝起きたてであろうとお菓子やジュースを勧めてくるが、自分よりはるか年上の人であっても断れるときは断る

 

 

 

私の周りでも、お年寄りからのお菓子攻撃に参っている親御さんは少なくない

 

 

お菓子なんか与えなくても、じいちゃんばあちゃんのことを嫌いになることなんてないのに、なんでわざわざお菓子やジュースで人の気を引こうとするのかわからない

 

 

『エサを与えないでください!!』

と、わりと強めに注意書きがしてあるのに、それを知ってか知らずか、嬉しそうにハトにエサを与えている人にも似ている

 

 

 

我が家の近所に、一部ノラ猫が多い場所があって、飲食店なんてさほどないのになんでこんなに猫がいるんだろう?と不思議に思っていたら、餌付けしているおばさんがいることを知った

 

 

しかも、スーパーでお惣菜を買ってまで。

 

植え込みのところに、唐揚げやら魚のフライやらパンやらをボンボン投げ込んでいた場面を見たときは目を疑った

 

 

 

 

子どもにタイミングや量などを考えずにお菓子やジュースを与えるお年寄り

 

禁止されているのにハトにエサを与える人

 

ノラ猫に餌付けするおばさん

 

 

共通して感じることは、

 

無責任である

 

ということ。

 

 

 

いろんな感情や事情があることを十分理解した上でも、無責任さは感じてしまう

 

 

 

あなたが行った行為が後々どうなることなのか、あなたはちゃんと理解していますか?

と問いたい

 

 

 

お菓子やジュースを食べ続けた子どもがどうなるか?

 

公園という場所で、ハトが住み着いてしまうことがどういう事態を引き起こすのか?

 

増え続ける猫の行く末はどうなるのか?

 

少しでも考えたことがあるのだろうか?と疑問が湧く

 

 

 

いや、考えたことがないからそういう行為ができるのだけど。

 

 

 

…とか書くと、

「ハトも猫も食べ物を食べてはいけないのか!」

という意見がきたりするのかもしれないが、ネットでなんでもわかる時代、調べようともしない人は放っておくことにする

 

 

 

 

で、これは子どもも利用する飲食店などにも言えること。

 

 

 

帰り際にお菓子を配る理由はナニ?

 

「サービス」ってナニ?

 

そうでもしないと子ども連れの客が来なくなるとでも思っているのか?

 

そんなに、自分のお店が提供しているものに自信がないのか?

 

 

 

 

百歩譲って、そういう「サービス」があったとしても、せめて親に了解を得てやって欲しい

 

 

親に「お子さんに渡してもいいですか?」と一言訊くだけでいい

 

 

 

それすらもなく、子どもにいきなりお菓子を渡そうとするお店が時々ある

 

本当にタチが悪い

 

 

 

「今はいろんなアレルギーがあるし、市販のお菓子を避けてるお母さんも増えてるから、こういうのは親御さんに一言訊いてから渡されたほうがいいですよ」

などと添えた上で断るのがいつものパターン

 

 

 

先日、セリアック病の人に「これくらい大丈夫」と小麦入りのものを勧めてくる人がいると知って背筋が凍ったことがあった

 

 

 

食べものがカラダに与える影響

 

人によっては「少しくらいいいだろう」と言う人もいるかもしれないけれど、それが命取りになることだってある

 

 

 

そう考えると、おもたせもプレゼントもお中元もお歳暮も、もう食べものは避けたほうがいい時代になってきてると思う

 

 

 

じゃあ、何をあげればいいの?

 

というと、

その人が何を好きなのか?

どんなものに興味があるのか?

普段からリサーチする必要がある

 

 

そう考えると、食べものじゃないほうが人とのつながりが強く濃くなると感じる

 

 

 

まぁ、とにかく、友達の子であろうと孫であろうとお客であろうと、気軽にお菓子を配らないほうが無難だということ

 

 

これが世の常識になってくれたら、ストレスがなくなるお母さんがグッと増える

 

 

他人からお菓子をもらえなくてストレスを抱えるお母さんはいないから。

子どものお箸はコレがいい!

今日は珍しく実用的なお話を書きます

 

 

 

子どものお箸について。

 

 

 

昨日だか一昨日だか、お友達と某SNSの中で、子どものお箸についてやりとりをしていました

 

 

 

世の中には「矯正箸」「しつけ箸」と言われるものがある

 

 

 

然るべきところに指がくるように、指を入れる輪っかのようなものがついていたりする

 

 

 

それを子どもに使わせている親御さんは世の中にはたくさんいらっしゃるだろう

 

 

私の周りでもチラホラお目にかかる

 

 

 

 

たしかに、ものすごく考えられたものだろうし、そのお箸で助かっているお母さんたちも多いでしょうが、

 

私はひねくれ者なので、あの形を見た瞬間に違和感を感じたため、娘用には買いませんでした

 

 

 

 

娘は2歳前からお箸デビューをしていますが、使っているのは何年も前からお世話になっているこちらのお店のもの

市原平兵衞商店|京都観光|きょうとあす by 婦人画報

 

 

 

 

たぶん、誰かにプレゼントするためのお箸を買いに行ったついでに娘用のお箸のことを訪ねたような記憶があります

 

 

その際、お店の方から

お箸というものにはバランスがあります。バランスの悪いお箸を使うと、いつまで経ってもうまく使えない。お箸の持ち方に影響するんですよ。まずは、このお箸から始めて、徐々に長いものに変えていけばいいです。お箸を持つのに必要な筋肉が少しずつついてきますから、それに応じてね

といったお話を伺いました

 

 

 

お箸

 

たった2本の棒で成り立つ道具

 

 

それにバランスがあるなんて!!

と驚きでした

 

 

 

と同時に、

「そうか!だからこのお店のお箸は持ちやすいのか!」

とも思いました

 

 

 

シンプルなものほど奥が深い!

と常々思ってはいますが、お箸も同様。

 

 

 

感動と感激で即購入

 

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たしか600円くらいだったかな?

 

 

 

早くからお箸を持たせようと躍起になっていたのではなく、

「置いてたらいつか使うかも…」

という軽い気持ちで食事のときに横に置いてたら、自然と手が伸びて使っていたような感じ

 

 

ご飯が美味しくなくなるのがイヤだったので、強制的にしつけたことはありません

 

 

 

 

 

実際 使っているときの画像がないかと保存している画像を遡ってみたら、ありました

 

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このとき、すでに2歳3ヶ月頃

 

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何の飾り気もないお箸ですが、おかげさまで娘は、かなり早い頃から大豆も小豆もつぶつぶトウモロコシも上手にお箸でつまめるようになっていました

 

 

 

 

幼稚園に入ると、周りの子どもたちの影響もあって、キャラクターもののお箸をおねだりしてきたこともありますが、一度きりだったので、引き続き愛用しています

 

 

 

 

2歳前から使っているので、

「4歳になった今ではもう少し長いものに買い替えたほうがいいのかもしれない」

と思い、先日お店に行ってきましたが、まだしばらくは買い替えなくてもいいとのお返事をいただきました

 

 

手の大きさや筋肉の発達状態に合わせて大きくしていかないと、変なクセがつくことになる

4〜5歳くらいまでは今のお箸を使っていいですよ。

とアドバイスいただきました

 

 

「ご心配なら一度娘さんを連れてきてもらって、どの長さのものが合うのか見てみるのもいいですけどね」

とも言ってくださったので、来年あたりに娘を連れて行こうかと思っています 

 

 

 

私は2年くらいで買い替えるものだと勝手に解釈していたので、数百円で2年以上も使えることを知って、またさらにお店への信用が増しました

 

 

もし、矯正箸を使っていたら、2年経つ前に普通のお箸に移行することになるでしょうから、もったいないことになっていました

 

 

 

 

矯正箸・しつけ箸を否定はしませんが、普通のお箸になかなか移れないお子さんを何人か知っています

 

 

普通のお箸では食事ができないんです

 

 

矯正箸でしか食事ができなくなっているんですよね

 

 

 

便利は不便

という言葉を表している事象かもしれません

 

 

物ごとの良し悪しはすべて表裏一体

 

良いところもあれば、そうでないところもあるのが世の常

 

 

便利なものは、ゆくゆく不便な道へと進んでしまうのではないかと思っています

 

 

 

お箸に限ったことではありませんが、便利だからと、その便利さに頼りすぎてしまうと、生き抜くための本質や機能がどんどん衰えていってしまうということも往々にしてあります

 

 

 

お箸の持ち方を教えることも、親子のコミュニケーションを図るためには必要なことだと思います

 

 

そこを簡単に飛び越えた先には、何らかの支障をきたしてしまう恐れがある

 

 

 

手取り足取り伝えることの良さも必ずあります

 

 

 

それを面倒だと思うなら、私たちが今ここにいることの意味もなくなってしまうような気がするのです

 

 

 

たかが箸

されど箸

 

 

毎日お世話になるもの

毎日 他の命を自分の命としてくれる大切な道具

だからこそ、良質なものを使いたいものです。

 

 

 

 

 

 

ちなみに、私は、誰かのお誕生日やらお祝いごとにお箸を贈ることが多いのですが、

 

それは、

毎日誰しも必ず使うもので

軽くて

コンパクトで

渡してもさほど荷物にならない

ものだからなのですが、

 

 

数年前、市原さんのお店の方が

 

「お箸をプレゼントされることは良いことなんですよ。『箸渡し』と言って、その方とのご縁を深める意味があります」

 

と教えてくださいました。

 

 

そのお話を伺ってから、さらにお箸を贈ることが増えました。

 

 

 

お箸のプレゼント

結構喜ばれますよ♪

 

 

 

そして、もし京都に来られる際は市原平兵衛商店さんへ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

何のために「食べて」いますか?

子どもが生まれた

 

旦那さんの給料がカットされた

 

子どもを私立の小中学校に入れるから

 

親の介護が必要になった

 

 

様々な理由で家計が厳しくなる場面が出てくる

 

家族と暮らしていなくても、一人暮らしであっても同じような状況下に置かれるときがある

 

 

 

そんなとき、一番に削られる部分が食費だったりする

 

 

 

ハッキリ言う

 

それはとても悲しいことだ

 

 

 

 

先日、あるSNSでも

ご主人の部署が変わって給料が減ったから、お肉を買う量を減らそう

と宣言していた人がいた

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どうして食費が真っ先に削除対象になるのだろう?

 

 

 

 

 

どこにでも、有り余るほどの食べものがある今の日本

 

 

 

スーパーでも

コンビニでも

ドラッグストアでも

ネットでも

 

ひょいと手を伸ばすと食べものにありつける

 

 

 

いつでもどこでも満腹にすることができる

 

 

 

 

でも、満腹になることだけが「食べる」ことの意義なのだろうか?

 

 

満腹になりさえすれば、私たちは健全に生きていけるのだろうか?

 

 

 

 

 

外食をすると、いかに炭水化物が多いかを思い知らされる

 

 

特にランチ

1,000円以下でお肉や魚をしっかり食べさせてくれるお店はあまりない

 

 

 

我が家の近所のイタリアンでは、2,500円のコースでも、メインのお肉は80g前後

 

 

でも、パスタは出るし、パンも出る

 

 

 

ご飯大盛り無料のお店もあるし、

パン食べ放題のお店もある

 

一杯のラーメンやうどんや蕎麦でお肉も野菜もしっかり食べようなんぞ、お門違いな感じ

 

一杯1,000円近くするのに、入っているものの半分以上が粉ものだ

 

 

 

 

私は、炭水化物がダメだと言ってるわけじゃない

 

半分以上粉もののラーメンやうどんや蕎麦をけしからん!と言ってるわけじゃない

 

 

断糖肉食やスーパー糖質制限など、私は決してオススメしない

 

女性や子どもはもちろん、男性であっても消化能力が追いついていない人はやめたほうがいいと思っているし、

 

私もラーメン屋さん、うどん屋さん、お蕎麦屋さんに入ることもある

 

美味しくいただく。

 

 

 

 

だから、それらが悪いとかそういうことじゃなくて、、、

 

 

なぜ、現代の日本にある飲食店のほとんどが炭水化物多めになっているのか?

というと、

 

 

それは、安いから。

 

 

原価が安いからたくさん使える

 

それだけの理由なのです

 

 

 

 

お店にとって一番大切なのは、ずっと続くこと

 

ずっと経営し続けられることです

 

 

ずっと利益を出して、ずっとお客さんに来てもらうようにすることが一番の目的

 

 

 

だから、モノの値段を決めるときは、家賃や人件費という、お店を経営していくために不可欠なものが最優先となる

 

 

その不可欠なものありきで計算されていく

 

 

材料費…  原価の優先順位は残念ながら低い

 

 

 

もちろん、世にあるお店の全部がそうとは言わない

 

たしかな素材を使って私たちを満たしてくれるお店も存在する

 

でも、そんなお店は毎日通えない

 

気軽に通える人はごく少数だったりする

 

 

 

 

多くの人が毎日でも気軽に行けるお店のほとんどは、原価が安い

 

 

原価を安く抑えるためには、どうしても安く手に入るお米や小麦に頼ることになる

 

 

それは、そのお店が生き抜くための方法なので仕方がない

 

 

誰しも、そういうお店の経営者になれば同じような考えに至るだろう

 

 

 

 

でも、家庭は違う

 

 

 

家庭の最大の目的は、

家族がいつまでも健康でいられること

家族がいつも笑顔でいること

家族がいつも元気であること

ではないだろうか?

 

 

 

家族がいつでもやりたいことをやれるように

家族がいきいきと暮らせるように

家族がいさかいなく前向きに生きていけるように

 

そうすることが家庭でしかできないことだと思う

 

 

 

そのためには何が必要か?

 

 

 

私は、

たしかなものを食べること

だと思っている

 

 

 

スーパーにある素材でいい

スーパーにある調味料でいい

 

なるべく手作りのものを食卓に並べて欲しいと願う

 

 

 

 

「食べる」ということは、明日以降の自分をつくること

 

 

それは決して満腹にすることではない

 

満腹になればいいということでもない

 

 

 

カップ麺やコンビニ弁当やスーパーのお惣菜では絶対に満たされないものが手作りご飯には入っている

 

 

 

 

今は、「ご飯を作っているお母さんの姿を見たことがない」という人も、実は少なくない

 

 

「汚れるのがキライだから」と、台所を使わない人もいる

 

 

餃子も焼きそばもコロッケも、家で作れるなんて思っていない人もいる

 

 

 

 

 

英語がしゃべれるようになって欲しいからと、1〜2歳から英語塾に通わせたり、インターナショナルスクールに通わせることもいいだろう

 

 

バレエを習わせる

ピアノを習わせる

塾に通わせる

私立の学校に入れる

 

子どもが望んだことなら叶えてあげたい親の気持ちもわかる

 

 

でも、そのために食費が削られているとしたら、それは実に悲しい

 

 

 

 

「食べる」ということは、明日以降の自分をつくることです

 

 

 

 

カラダの中に栄養が満ち足りていないと、英語やバレエやピアノや数学なども覚えられないことを知って欲しい

 

 

何かを学ぶために必要な集中力も欠けてしまうことをもっと知って欲しい

 

 

すべてにおいて、ベストパフォーマンスが発揮できないことをもっと知って欲しい

 

 

 

 

食べものがなくて、空腹を満たすことが難しい時代はもう何十年も前に終わりました

 

 

誰もがいつでも満腹にできる時代

 

 

だからこそ、もう一度、

食事をする

食べものを食べる

ということを振り返って欲しい

 

 

私たちは食べなければ生きていけないことを十分に考えて欲しい

 

 

 

「食べる」ということの捉え方

 

「生きる」ということの捉え方

 

 

 

 

あなたの家庭の中での「食」の位置付けを、今一度 見直してみてください