「生きる」とは…

ちょっと愚痴っぽくなるが、自分への戒め・忘備録として書いておこう

 


SNSで知り合ったある方(以下 Aさん)のお父様


少し前にご病気で危険な状態にあると知った

 

お父様ご本人も、周りのご家族も、当然Aさんも覚悟されていたのだそう

 

しかし、お父様

医師がすすめる手術や投薬をすべて断り、自然のままに身をお任せになったのだとか

 


その結果

日に日に体力が回復し、ご自分でトイレには行くは、一時帰宅して車の運転をするはで、看護師さんたちから注意を受けたそう

 


Aさんはおっしゃる

「本当に危険な状態だったのに、明日退院予定」と。

 

お父様の名言
「人間は病気で死ぬんじゃない、寿命で死ぬんだ」

 


なんとも素晴らしいことじゃないか!!

 


病気や年齢に負けない気持ち


自分の体を自分でコントロールしようとする意欲


お父様の「生きる」責任に感服した

 


本来、人間は、自分の体は自分が一番わかっているはずで、医者をはじめとする他人には本当のところはさほどわからない

 

なのに、ちょっと不調が出たからといってすぐに病院に行き、医師から言われたことを調べもせずに鵜呑みにしたり、

 

医師から伝えられた「病名」に気持ちのすべてを持って行かれ、何をするにも気力がないというか、ことあるごとにそれを言い訳にするような人もいる

 

 

私の身内にほぼ寝たきり状態の人がいる

 

 

「もう80過ぎたから」と、本人も家族もよく言う


だからナニ?


80過ぎても毎日シャキシャキ歩いて買い物にも行き、電車にも乗り、友達とご飯を食べに行ったりする人もいる

 

「もう80過ぎたから」と口にすることで、何かをしないことを言い訳しているだけ

 

「もう80過ぎたから」と言えば言うほど本人はそれに甘え、余計に何もしなくなる

 

しなくていい(できなくていい)と周りや本人がどんどん思わせていってる

 


「障害があるから」とも言う


だからナニ?

 

そもそも、そうなったのは自分の生活習慣を何も変えなかったがために身に降りかかってしまった障害

 

そんな体にしたのは自分であり、生活習慣を変えさせようとしなかったのは周りの家族である

 


「せめてこの障害がなければいいのに」
とも言うが、


盲目でも杖をついて外出している人もいれば、

膝の上にカゴを乗せてスーパーで買い物をしている車椅子の人もいるし、

声が出ずとも手で会話している人もいる

 

障害を負わないようにすることを怠ってしまい、結果的に今の体になったとしても、
「どうすれば楽しく生きられるか?」
を自分で見出し、そこに向かって努力することもできたはずである

 

 


そして、基本的にあまり食事をしない

 

よほど基礎ができている人なのか、
「よくこんな食事だけで生きてるな…」
と、感心するほど何も食べない

 

1日の食事内容が、菓子パン少しとおまんじゅう1つみたいな状態

 

本人は言う
「あんまり食べられないから」
「食べたくないから」

 

家族は言う
「あんまり食べてくれないから」
「食べたくないと言うから」

 

ここ1~2年でこんな状態になったのではない

 

もう5年も6年も前から食生活はひどかった

 

「そんな状態じゃ、これからもっと食べられなくなるよ」
と忠告していたのは私だけ

 

家族は、「本人が食べられるものを食べさせておけばいい」と言い、アイスやカステラなどの甘いものを中心とした、決して食事とは言えない食事をしてきている

 


その結果が、今

 


何もかも、本人と家族がつくりだしている「負」の環境

 


当然、家の中は暗く、ジメジメしている

 


「もう80年も生きたから」

「障害があるから不便だ」

「せめてこの障害がなかったら」

いつも言う


それだけじゃなく、

「いつまで生きるのか?」
「もういつ死んでもいい」

そんなことまで口にする始末

 


頻繁に行ってたときは、いつも心がけドーーーーンと沈んで帰ってきていた

 

身内だけど、その家から足が遠のくのも無理はない

 


さて、、、

 

Aさんのお父様と我が身内

 

「命」への向き合い方


「生きる」ことへの責任

 

大きな差があると思われる

 


かたや
自分の命を他人任せにせず、生きることに前向きな人と、


かたや
自分に降りかかったハンデに操られ、「生きていることへの感謝」すら感じられない人

 


どちらが魅力的だろうか

 


ハンデがある人を批判するもんじゃない
とかなんとか賛否あるだろうけど、


身内だからわかることもあるし、
身内だから言えることもある

 


別に体のハンデじゃなくても言えることでもある


失敗を怖がっていつまで経っても何もできずにいる人や

他人のあら探しが好きな人

他人を妬んで批判ばかりしている人

周りにちょっと反対されただけでチャレンジをすぐに諦める人


こういう人にも同じことが言える

 


私はAさんのお父様のような覚悟を持って生きていきたい

 

 

そういえば、その身内の家族
遊びながら摘んだ草花の元気がなくなったからといってすぐに捨てていた

 

そんなふとした行動から、その人の「命」に対する向き合い方がわかる