納得できる人生をつくるには?
この一週間くらいで立て続けに同じような質問を受けた
冷やご飯の温め、どうしてますか?
どなたも小さなお子さんをお持ちのママ
そして、どなたも
「電子レンジは便利だけど、使うと栄養がいろいろどうにかなるとか聞くし、電磁波のこともあるし、あんまり使っちゃいけないって思うし、使いたくもないのだけど、なおみさんはどうしてるのかなぁ?」
という、素朴な疑問が根底にあったご様子
私の本音を言えば、
まぁ、お母さんにストレスがかからない方法でやればいいんじゃない?
ってことしかない
ご飯の温めにかぎらず、私のご飯づくり・食卓づくりの基本はそこにしかありません
「食」と「ストレス」って、なぜかいつも背中合わせのような気がしています
「食」って、自分を満たすもののはずなのに、、、、、
いや、自分を満たすものだとわかっているからストレスになる
↑
これですね!
電子レンジを使うことにストレスを感じている人もいれば、
鍋を出して温めなおすことにストレスを感じている人もいる
電子レンジ自体がストレスな人は、電子レンジがあることがイヤなわけだから、だいたい電子レンジを使ってない
てか、電子レンジが家にない
だから、そういう人にとっては、
「鍋で蒸すっていっても、慣れれば簡単よ〜!そっちの方が美味しいし」
と、軽ぅ〜〜く言う
でも、ご飯を温めるだけのために鍋を出すことにストレスを感じている人もいるわけで、そんな人にとっては、上のような人の軽ぅ〜〜い言葉なんて響かない
そもそも価値観や求めていることが違うから。
だから個人的には、電子レンジを使わないことが偉いとも思わないし、
電子レンジを使っていることが愚かなこととも思わない
もし、この世に
「えーーー!!こんなにいろんなところで “電子レンジはダメ!!電磁波は危険!!” って言われてるのに、未だに電子レンジを使ってる人がいるのぉ?!信じられなーい!!無知は罪よね〜〜」
なんて言う人がいるなら、
その人は、単に視野と思考が狭い、どんなときも「自分が正しい」と思っている可能性があるので放っておけばいい
世の中には、
水の音にイライラしたり
手が濡れることがたまらなく許せなかったり
フライパン1つ出すことに対抗があったり
お肉やお魚を触れない人がいたり
換気扇の音がたまらなく怖かったり…
そういう人が実際にいることをきっと知らない
知らないものは知り得ないんだから、
「無知は罪」
なんて言いまくっている人の方がよっぽど罪深いと思う
「無知は罪」なんて言ってる暇があったら、伝えようとすれば?
伝わってないんだったら、他の伝え方はないかもっと考えれば?
「どれだけ言ってもあの人には伝わらない!!」なんて憤慨している暇があるんなら、もっと相手のことを知ろうとすれば?
とかとか私は思うのだけど、まぁそれは置いといて…
電子レンジの話。
1つのモノや事柄に、相反する思いを抱く人がいるのは世の常
電子レンジを便利だと思う人もいれば、
反対に嫌う人もいる
鍋で温めなおすことを快適だと感じる人もいれば、反対に心地悪さを感じる人もいる
まったく違うものを追い求めているわけだから、接点なんてない
電子レンジを使う心地よさと
鍋で温めなおす心地よさ
自分の中でどっちが大きいだろう?と考える
そこにしか答えはないのです
幼稚園のお昼ご飯も、
毎日の給食を有り難がってる人もいれば、
毎日お弁当であることを有り難がってる人もいる
子どもにテレビを見せることだって、
それにストレスを感じている人もいれば、
その間に家事が進んで快適☆って思っている人もいるわけで。。。
相手の事情も知らず、相手に届かないところであーだこーだと言ったり思ったりしているなんてもったいない
その時間を、その思いを、
別のところに使えばいいのにね
…って思うけど、電子レンジの話だった(^_^;)
結局 何が言いたいかというと、
「自分が納得してたらそれでいいんじゃない?」
ってことです
そりゃあね、他人がどうやってるか?気になる気持ちもわかる
わかるけど、別に電子レンジ使ってるからって死刑になる世の中でもないし、
罰金なんてものもないし、
税金が増えるって決まりも今のところない。
電子レンジはあった方が圧倒的に便利だけど、栄養の損失が… 電磁波が…
って思うんなら、その分 他でカバーすればいい
「私はこうしたい!」「これはイヤだ!」という強い思いや意思があるのにいつまでもモヤモヤがなくならない人は、
「じゃあ、どうする?」
という問いかけが不足しているような気がします
「じゃあ、どうする?」
って問いかけを自分にして、納得のいくまで答えを導き出している人は、他人のことなんて、世間で言われていることなんて気にならないはずなのです
自分のこと
家族のこと
人生のこと
何かモヤモヤがある人は問いかけてみてください
じゃあ、どうする?