ちょっとの手間で美味しい鮭ごはん
昨夜は鮭ごはんを炊きました。
ちなみに、昨夜のごはんはこんな感じでした。
いつも夜にお米を食べることはあまりない
のですが、昨夜は少しだけいただきました。
炊き込みご飯を炊いたときは味見として
ほんの少しいただくことにしています。
でも、昨夜お米をいただいた理由はもう一つ。
栄養学的観点からです。
上に貼った写真を見てもらえば
わかる人にはわかる。
翌日の体調を整えるためには必要な知識です。
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で、鮭ごはんについて。
もうめちゃくちゃ美味しくできました。
娘もお代わりする勢いだったし、
今朝もリクエストがあったので
モリモリ食べて行きました。
鮭ごはんのレシピを検索すると、
お米の上に生の鮭を乗せて炊く
というものが多いのですが、
私は焼いた鮭を使って作るのが定番。
鮭に限らず、焼き魚って
翌日は確実に美味しくなくなってますよね。
でも、捨てるにはもったいない。
食べたいんだけど、身はパサついているから
普通に温めても焼きたての美味しさは
戻ってこないんですよ。
右手前が焼き鮭(時鮭をいただきました)
だから、炊き込みご飯にします。
まず、焼き鮭の身をほぐします。
皮は捨てないで!
あれば中骨も!
細い骨は取り除いてください。
次に、お出汁を用意します。
鍋に昆布と皮や中骨を入れて弱火で
じっくりお出汁を引く。
出汁がらの状態
この時、生姜を入れることもありますが
鮭に生臭みを感じるなら入れてもいいかと。
その生臭みの程度によって、
おろし生姜にするのか、千切りにするのか
スライスにとどまるのか。
美味しい鮭なら生姜は不要です。
アクは気になるなら取って。
お出汁には塩とほんの少しの醤油で
味付けをします。
個人的に、鮭は醤油の味より塩味の
ほうが合うと思っているので、
醤油は風味づけ程度で。
そして、炊飯。
醤油を入れてもこの色
ごはんを炊く時に生姜を入れるレシピもあります
が、お出汁を引く時と同じく、
鮭の生臭みの程度によって量も形状も考えないと
一気に生姜ごはんになってしまう場合もあるので
要注意!
そして、蒸らしの時に鮭の身を投入。
炊きあがりに混ぜるとほぐれるので、ほぐし方はこの程度に
できあがり。
おこげもできてます
上に書いた、生の鮭をお米と一緒に炊く方法
にすると、炊き上がってから身をほぐすことに
なります。
それでもいいのだけど、炊き上がったら
すぐに食べたくなりません?
で、前日の焼き鮭だとヤケド覚悟で身をほぐす
必要がない。
それに、アラでもなんでも、一度焼いたものは
お出汁の生臭さが消えます。
そういう意味でも焼き鮭で鮭ごはんをつくるのは
大正解と言えます。
巷の鮭ごはんのレシピの中には、
水・塩・酒・醤油
というものもあれば、
麺つゆを使ったり、
顆粒だしを使ったり、
バターを使ったり…
ズバリ!言います。
水で炊くよりお出汁で炊いたほうが
断然美味しい!
化学調味料が入った麺つゆや顆粒だしを
使うより、鮭自身から出たお出汁のほうが
間違いなく美味しい!
昆布と鮭のお出汁から十分に旨味のコクも出るから
バターもいらない!
仮に顆粒だしを使わず、昆布と鰹節のお出汁で
つくるとしても、個人的には余分かなと。
そのモノの美味しさを十分に味わうためには
あまりいろいろ入れないほうがいいのです。
だから、加えるとしても昆布のみ。
魚の旨味ーイノシン酸ーに、
昆布の旨味ーグルタミン酸ーを加えるだけ。
双方の相乗効果を狙って昆布を入れ
ますが、鮭のイノシン酸があるから
鰹節の旨味も風味も不要!
これね、鮭ごはんだからこのやり方ですが
豆ごはんとなるとまた話は違ってくる。
昆布もいらない。
グルタミン酸はお豆にもあるから。
お豆の旨味を味わいたいのに昆布の風味が
するのも違うでしょ?
一概に、プラスαすれば美味しくなるという
わけではないんです。
雑味になる場合も往往にしてあります。
ここが料理の面白いところ。
どの素材の味を一番に感じたいか?
によって足すもの・引くものが変わってきます。
・・・と、ちょっと横道にそれてしまいましたが
これをつくるためにわざわざ鮭を買ってくる
必要はないとは思いますが、
もし、食べきれない焼き鮭があるなら
お試しあれ♪
鯖や秋刀魚でも美味しくできますよ〜
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