おやつについてズバリ本音を言ってみた。

前回、「子どもが〇〇を食べてくれません」というお母さんからの質問に答えてみました。 - やもりなおみの「食べること。暮らすこと。生きること。」こんな記事を書きましたが、今回も私の質問箱(naomi_yの質問箱です | Peing)によく届く内容から書きます。

 

 

 

 

今回はおやつ

 

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他にもあったかもしれませんが、おやつに関する質問を結構いただきます。

 

 

 

 

まず、5歳になる娘の今のおやつ事情をお話すると、、、

 

 

 

今でもスルメや焼き海苔をおやつにしています。

 

家にも常にあります。

 

 

「甘いものが食べたい」と言ってきたら、干し芋や甘栗にします。

 

あ、でも、甘栗は常備していないので特別なときだけです。

 

干し芋が家にあることは知っているはずですが、たまーにしかおねだりしてきません。

 

 

「〇〇食べていい?」

「〇〇食べたい」

と言ってくるのは、スルメや鰹節や焼き海苔やササミの燻製くらいです。

 

 

サラミやビーフジャーキーを催促してくることもあります。

 

 

とはいえ、甘いおやつは食べないかと言うとそうではなく、幼稚園延長保育のときに食べているようです。

 

 

ラムネやクッキーやおせんべいあたりが定番のようです。

 

 

せめて甘いものはやめてもらえるように園側に掛け合うかどうかは今 思案中です。

 

掛け合うなら、もちろん「娘だけやめさせて」と言うつもりはさらさらなく、「全園児のことを考えて」というスタンスでお願いするつもりです。

 

我が子さえ良ければいいとは決して思わないから。

 

 

 

 

ま、それはいいとして。

 

 

 

そう、幼稚園で食べているから、チョコレートも飴ちゃんも知っています。

 

 

 

幼稚園に行く前は、飴ちゃんの食べ方がわからず、どうしても逃れられなかったときは口に含んだ途端ガリガリと噛んでいたのに、今ではそれがありません。

 

食べ方を知ってしまいましたww

 

 

 

ラムネもチョコレートも飴ちゃんもクッキーもビスケットも、「幼稚園で食べるもの」と認識しているようです。

 

 

とはいえ、夫が買って無防備に置いている甘いものをこっそり食べている時もあります。

 

 

そんな時は必ずわかります。

 

 

ご飯が減らないからです。

 

 

さりげなく「ご飯の前に何か食べた?」と聞くと「うん、〇〇食べた」と言うので、「だからご飯が食べられなかったんやね。ご飯はお母さんからのプレゼントやのになぁ…  悲しかったなぁ…」とかほんのり言います。

 

 

あまりガミガミ言っても効果がないどころか、悪循環になるのを自分の幼少期の記憶で知っているので、ぽつりぽつりと話すようにしています。

 

 

もちろん、夫には厳重注意ですが。

 

 

 

 

娘と約束していることは、

 

・食べたいものがあるときは、食べてもいいかどうか必ず聞くこと

 

・甘いものはみんなで食べよう

 

この2点は何度も何度も言ってることです。

 

 

 

何せ5歳ですから、一度や二度言ったところですべて理解できるはずがありません。

 

しかも、甘いものの味を知ってしまった以上、その誘惑に負けてしまうときがあることも自分の経験でわかっています。

 

 

 

だから、何度も何度も根気よく言います。

 

 

 

食べてもいいか聞きに来てくれたときは、「お約束を守ってくれてありがとう!嬉しかったよ」と必ず伝えるし、直後に「じゃあ、お母さんと半分こしよう!」と2人で食べたりします。

 

そして、「誰かと一緒に食べると美味しいね!」と忘れずに伝えるようにしています。

 

 

些細なことですが、それは自分の中での約束事です。

 

 

娘が約束を守れなかったら、私は娘からのお願いを聞き入れません。

 

 

どんなお願いであっても、私は対応しません。

 

 

自分の願いが叶えられなかった娘は泣きます。

 

 

しばらく泣かせてからなだめるのですが、「悲しかったやろ?辛かったね!でもね、約束を守ってもらえなかったお母さんも同じだけ悲しかった。あなたと同じようにお母さんも泣きたかった」と話します。

 

 

約束を守ってもらえなかったときに泣く小芝居をするときもあります。

 

 

大人は、悲しさや辛さを怒りで表現することが多々ありますが、子どもへは「怒られている」という印象にしか残らず、「お母さんは悲しいんだ。辛いんだ」とはなかなか伝わりません。

 

 

だから、小芝居をします。

 

 

 

 

 

なんだか、おやつの話とはかけ離れてきた感じがありますが、まぁとにかく、甘いものほど私も一緒に食べるようにしています。

 

母も道連れにはなりますが、小さい体に全部入れるよりもずっとマシです。

 

 

そして、自分も食べることになるのがイヤなので家にはなるべく置きたくないし、私がいない所でこっそり渡されたりするとどうしようもないので悲しかったりします。

 

 

 

いただいたりしても娘はすぐに忘れるので頃合を見計らって処分することが多いです。

 

 

 

そういえば、つい先日、

「お店に売ってある甘いものが美味しくないってことがわかってきた」

と娘が言ってました。

 

 

「そうやねん!甘すぎるやろ?だから、お母さんも美味しいって思わへんねんなー」

と返しました。

 

 

その娘の言葉と感覚を信じています。

 

 

 

 

とまぁ、5歳のおやつ事情はそんな感じ。

 

 

 

 

 

でね、1歳児のおやつについて聞かれることが多いのですが。

 

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はっきり言います。

 

 

1歳からおやつの概念は持たなくてもいい。

 

 

 

「おやつ」と言うと、どうしても食事とは別物として捉えるお母さんが多いのですが、なぜなんでしょうね?

 

 

10時・3時という「おやつの時間」があったとしても、それを含めて1日5食だと思って欲しい。

 

…というのが本音です。

 

 

 

1歳って、完全に親次第でどうにでもなる時期。

 

 

そんな時からおやつを特別なものとしてしまうと、後が本当に大変ですよ。

 

 

それこそ「甘いものしか食べてくれなくなる」状況になりやすい。

 

 

あ!

言っておきますが、果物でビタミン摂取は望めないと思っておいてくださいね!

 

 

 

 

そして、もう一つ。

 

誤解を恐れずに言うなら、子どもの年齢に関わらず、「何を食べさせればいいかわからない」と悩んでいる場合、そのお母さん自身が「おやつ」を特別視しているからだと思います。

 

「デザート」や「自分へのご褒美」の概念が根強いとかね。

 

 

 

 

子どものおやつは、

 

ご飯のおかずが一番いい!

 

と断言しておきます。

 

 

 

これは、本人が拒否するまで、可能なかぎり長く続けて欲しいところです。

 

 

 

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そんなこんなで、今日は子どものおやつについてのお話でした。

 

 

 

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