友人がこの世からいなくなって

先日、友人が亡くなりました。

 

 

 

 

献花もしました。

 

 

 

 

お通夜にも行きました。

 

 

 

 

お葬式にも

告別式にも行きました。

 

 

 

 

彼女を乗せた車も

見送りました。

 

 

 

 

 

でも、まだ現実のこととして

理解できていません。

 

 

 

 

 

 

亡くなった日の翌朝、

何となく空を見上げて

それからその日は

何もする気が起きず、

ただボーッと過ごしました。

 

 

 

 

 

facebookでは

彼女と共通のフレンドさんたちが

お悔やみの言葉とともに

彼女との思い出をたくさん

アップされていたけど、

受け止めきれなくて

facebookの通知をオフにしました。

 

 

 

 

 

自分から魂が抜けたように

ただただボーッと過ごし、

お通夜の時間が近づくにつれ、

ようやく彼女と過ごした時間を

思い出していたら、

彼女が好きだったハイボール

飲みたくなって…

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まだ何も知らない長女が

学校から帰ってきたので

そのことを告げると絶句して。

 

 

 

 

 

たくさん遊んでもらって

たくさんしゃべって

思い出も多いから、

学校に行く前に話すと

精神的ダメージを受けるだろうと

内緒にしていて良かった

と少し安堵し…

 

 

 

 

 

「今夜、お別れに行こう」

と話すと、静かに

「私、お手紙書く。

前にもらったペンで書こう」

とポツリと言って

すぐに書き始めました。

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そういえば、

長女のことを

「姪っ子か孫みたいな気持ちで

勝手に見てるわ」

と言ってくれてたな…

 

彼女とよくナイショ話をして、

2人とも楽しそうやったもんな…

 

と思いながら

「お母さんは見いひんから

あなたがお話ししたいことを

全部 書けばいいよ」

と伝えたけれど、

とても長女の目を見て

言えなかった。

 

 

 

 

お通夜にも行ったけど

長女の中では

まだ消化しきれていなかったようで

お葬式と告別式にも

参列させてもらいました。

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彼女からもらった

思い出のポーチにペンを差して

 

 

 

 

 

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お手紙は長女自身の手で

棺の中に入れていました。

 

 

 

 

 

 

 

私は

告別式でやっと

ちゃんと泣けた気がします。

 

 

 

 

 

なのに、

まだ心の整理がついていない。

 

 

 

 

 

 

この数日、

何をしていても

彼女と過ごした時間や思い出が

いつも頭の中に浮かんでいて、

 

 

何も「死」なんか選ばんでも

忘れることなんてないのに…

 

って思うけど、

 

 

いや、わからん!

なおみさんのことやしな、フフフ♪

 

って、時々見せていた

わざとらしいイジワル顔で

誇らしげに笑ってそう。

 

 

 

 

 

 

 

知り合ったのは4年前。

 

 

 

 

そこから、

人ってこんなに早く

打ち解けられるんや!

と本人たちも驚くスピードで

距離が縮まった。

 

 

 

 

バカ話でゲラゲラ笑うだけじゃなく、

 

料理の話

人づき合いの極意

妻として

嫁として

子どもとして

飲食業とは

客商売とは

子どもの躾について…

 

真剣な話もいっぱい語り合った。

 

 

 

 

お互いに

たくさんの愚痴も言い合った。

 

 

 

 

 

「私ら、悪いよな〜」

って言いながら、

思う存分 文句も言った。

 

 

 

 

 

それがもうできない。

 

悲しい。

 

寂しい。

 

とは、

まだちゃんと思えていない。

 

 

 

 

 

でも、

カラダが痛くなくなってよかった。

 

 

 

 

それだけは思う。

 

 

 

 

 

 

彼女からもらったもののすべてを

今すぐに把握なんて到底できなくて、

 

きっとこの先

何年もの時間をかけながら

少しずつ

「これもそうか!」

「あれもそうか!」と

ジワジワと実感していくのだろう。

 

 

 

 

出会ってほんの数年の時間の中で

もらったものが計り知れないって、

彼女はどれだけ懐深かったんだ…

 

 

 

 

それも

これからもっと感じるね。

 

 

 

 

 

 

そして、これからは

ハイボールを飲む機会が増えそう。

 

 

 

 

 

その時は

隣に来て一緒に飲んでるよね。

 

 

 

 

 

 

そう思うだけで楽しくなる。

 

 

 

 

 

そんな、いろんなところに

思い出すものを散りばめなくても

絶対に忘れへんけど、

散りばめておいてもらってよかった。

 

 

 

 

 

またね。

 

 

 

 

 

また一緒に飲もうね、理恵さん。

 

 

 

 

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