古くて音の響く家に住む利点3つ(ちょっとこじつけ)

私が住んでいる家は

築25年とか

もしかしたら30年くらい

経ったマンションです。

 

 

 

 

 

リフォームなんて

まったくされていないから

内装も古い。

 

 

 

 

 

 

正直に言うと

そんなにお金をかけて

つくられたものじゃないから

トイレも

お風呂も安っぽくて古い。

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だからちょっとでもキレイに…と思う

 

 

 

 

 

 

キッチンユニットの

扉を閉める音も

野菜を切る音も響く。

 

 

 

 

 

引き出しも

今時のスーッと閉まる

タイプじゃないし。

 

 

 

 

 

床も響く。

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トイレのドアノブはこんなの。

歪んでるw

 

 

 

 

 

壁も分厚いほうじゃない。

 

 

 

 

 

 

きっと我が家から発する

いろんな音があちらこちらに

聞こえまくっているはず。

 

 

 

 

 

今、そんな家に住んでいる私が

かつて一人暮らしを始めた頃、

ずっと新築や築浅のマンション

ばかりに住んでいた。

 

 

 

 

 

オートロックで

エレベーターがついていて

冬は便座が暖かくなるトイレで

壁が黄ばんだり

シミなどもついていない

新しくてキレイで

造りもしっかりしている所。

 

 

 

 

 

でも、そういうマンションは

決まって電磁調理器の一口コンロ。

 

 

 

 

 

 

一人分の食事しか

つくらないとはいえ、

一汁二菜でも作ろうものなら

かなり時間がかかったし、

炒め物と汁物を

温かいうちに食べるには

頭を使った。

 

 

 

 

 

そんな生活がイヤで、

一人暮らし最後の場所は

二口コンロを最優先項目にして

オートロックも

エレベーターもない

小さなハイツに決めた。

 

 

 

 

 

 

当時はまだ若かったこともあり、

下の人から

「音楽がうるさいので

夜は静かにしてください」

と何度か張り紙をされたこともある。

 

 

 

 

 

 

そんな日々を経て、

今 築深のマンションで暮らしていると

古くて音が響くマンションの良さも

感じたりする。

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洗面ユニットも経年劣化で絶賛黄ばみ中

 

 

 

 

・・・てことで、

古くて音が響くマンションの良さを

三つご紹介。

 

 

まずは、

思いやりが持てる

 

 

 

 

 

例えば、足音。

 

 

 

 

 

 

上の子は、ご機嫌を損ねると

わざとドンドン!と

大きな音を立てて歩いたりする。

 

 

 

 

 

階下の住人さんには

確実に響いている。

 

 

 

 

 

けど、もし

造りがしっかりしている

マンションに住んでいたなら

さほど気にせずに生活している

かもしれない。

 

 

 

 

 

造りが古いだけに

「下の人はうるさいよ」

「下の人に響くでしょ」

と言える。

 

 

 

 

 

子どもも

「ここに住んでいるのは

私たちだけじゃないんだ」

と思える。

 

 

 

 

 

 

相手を思う気持ちが芽生える。

 

 

 

 

 

 

日本人が得意とする

「察する」文化。

 

 

 

 

 

「察してよ!」

と強要するのではなく、

あくまでもこちらから

「察する」

 

 

 

私はここを大切にしたい。

 

 

 

 

 

 

続いて、

古くて音が響くマンションの良さ

二つめは、

モノを大切にできる

 

 

 

 

 

ちょっとの物音でも響くから

なるべく静かに

音をさせないように暮らす。

 

 

 

 

 

となると、

モノを丁寧に扱おうとする。

 

 

 

 

 

 

バンバンバンバン乱暴に扱うと

自分たちが一番うるさく感じて

イライラが増すから。

 

 

 

 

 

 

何かモノを置くにしても

そっと置いたり

モノの移動も静かに行う。

 

 

 

 

 

そうすると、

古くて音が響くマンションの良さ

三つめの、

所作がおしとやかになる

 

が生まれる。

 

 

 

 

 

 

なるべくモノを丁寧に

扱おうとすると

モノの持ち方や渡し方に

変化が出てくる。

 

 

 

 

 

一つ一つの動作が

ゆっくりと丁寧になって

所作におしとやかさが加わる。

 

 

 

 

 

 

そういえば、昔

ミスタードーナツで働いていた時

いかに物音を立てずに

接客ができるか?

を考えて仕事をしていた時期がある。

 

 

 

 

 

 

ミスタードーナツでは、

ホットドリンクは

陶器のカップを使うし、

コールドドリンクは

ガラスのグラスを使う。

 

 

 

 

 

ドーナツをはじめとする

食べ物は陶器のお皿や

ボウルを使う。

 

 

 

 

 

ファストフードでは珍しく

割れ物を扱うお店。

 

 

 

 

 

なので、コーヒー1杯を

用意するのも

意識をしないとガチャガチャと

音がする。

 

 

 

 

 

それ以外に、

冷蔵庫を閉める音

肉まんを入れているスチーマーの

扉を閉める音

飲茶を製造するときの音

トングやトレイを片付ける音

釣り銭の小銭を戻す音・・・

 

いろんな音が出てしまうけれど、

そのすべてを

なるべく立てないように

全神経を集中させて仕事をしていた。

 

 

 

 

 

当時は

ファストフードでも一流のサービスを

と自分でテーマを掲げていたから。

 

 

 

 

 

しばらくやっていると

次第に自分の所作に

明らかな変化が出てきたことに

気づいたものだ。

 

 

 

 

 

 

今の家での生活は

それと似ている。

 

 

 

 

 

慣れていないと

窮屈に感じるかもしれないけど、

自分がお姫様にでも

なったような気分。

 

 

 

 

・・・というのは

ちょっと言い過ぎw

 

 

 

 

 

だけど、

所作が乱暴になるより良いよね!

と思っている。

 

 

 

 

 

 

どんなことでも気の持ちよう。

 

 

 

 

 

自分の視点次第で

悪条件も好条件に変わる。

 

 

 

 

 

 

そこに気づくと

古くて音が響くマンションも

なかなか住みやすい。

 

 

 

 

 

住めば都

って家にも使えるのかもね。

 

 

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