邪道な料理を教える理由〜手間のかかることは元気になってから〜

12/14・12/15 東京での

「鶏がらスープ活用術講座」

「5つの魔法の調味料講座」

が終わりました。

 

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おかげさまで、どちらも大盛況で終了いたしました。

 

来てくださった皆さま

本当にありがとうございました。

 

 

ご参加いただいた方々からは、たくさんの嬉しいお声が届いており、さらにやり甲斐を感じております。

 

 

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元々この講座の構想は、今から約8年ほど前に、行きつけの居酒屋さんの大将に

 

大さじ何杯とか何グラムとかそんなことをまったく教えない料理教室をしたい

 

と話したのが始まりです。

 

 

居酒屋とはいえ、料理や接客に厳しい大将で、かつて、鯖寿司を習得したいからとつくる度にお店に持って行ってアドバイスをもらったりしていました。

 

その大将は

「それは面白いと思う。料理本に書いてある分量をそのまま作って『これが美味しいんだ』とインプットするより、自分の美味しいを見つけるのは良いことだと思うから」

と背中を押してもらったことを今でも覚えています。

 

 

 

目分量で料理をつくるということは、慣れている人にはなんてことない作業です。

 

和食を得意とする人は簡単に煮魚もきんぴらもつくれるでしょう。

 

 

でも、経験が少ない人や「和食が苦手」「冷蔵庫にあるものでつくるなんてできない」という人にとっては、ストレス以外の何ものでもありません。

 

 

 

 

以前、この講座の申込リンクを

「私も行きます!一緒に誰か行きませんか?」

とコメント付きでシェアしてくださった方がいらっしゃったのですが、その方があるお友達から

「どうして家庭料理なんかお金を出して習いに行くの?そんなの考えなくてもできるし、ネット検索すればいろんなレシピが見れるんだから、こんなのに行こうと思う人の感覚がわからない」

と言われたそうで、お悩み相談を受けたことがあります。

 

 

 

できない人にはできる人の感覚がわからないのと一緒で、できる人にはできない人の気持ちはわからないかもしれない。

 

 

 

一生懸命つくった料理を、一口味見をする前にマヨネーズやソースをドバッとかけられた時の悲しさや、

 

毎食毎食 家族のお箸の進み方をチラチラと見ながら心の中で一喜一憂していることや、

 

ごはんが出来上がった時の台所のシンクには計量カップや計量スプーンやボウルやザルがたくさんで、洗ってから食べようとすると家族と一緒にいただきますができない寂しさも、

 

もしかしたらわからないのかもしれない。

 

 

 

 

できる人はいいんです。

 

やりたいけどできない人のために私の講座はあります。

 

 

 

受けた人は「みんな受ければいいのに」と言ってくれます。

 

育休を取る予定の旦那様を送り込んで来られた奥様もいらっしゃいます。

 

結婚予定のお友達に受講をプレゼントされた方もいらっしゃいます。

 

普段、栄養指導をされているお医者様や栄養カウンセラーの方からは「もっと広めるべき!」と応援いただいています。

 

 

本当にありがたいことです。

 

 

 

私の仕事は、おうちごはんへのハードルを低くすることです。

 

 

人気の「5つの魔法の調味料講座」はもちろんですが、「鶏がらスープ活用術講座」でもいくつかの“邪道”をお伝えしました。

 

プロの目で見ると私が教えている料理たちは完全なる“邪道”です。

 

 

でも、

家でご飯をつくるのはしんどい

料理なんて手間がかかるだけ

どうせ私がつくるごはんは美味しくないから

と思っている人には、ありえないほどに引き算をした料理を体験してもらうことで今まで目の前にあった分厚い壁が一気に崩れるのです。

 

ショック療法と言っても過言ではないかもしれません。

 

 

それでもいいのです。

 

そのショック療法によって、

「私… もしかしたら料理上手になったかも!?」

と良い意味で勘違いをして、調子づいて、おうちごはんの楽しさを見出してもらえたら。

 

 

私の仕事のゴールは、日本を元気にすることですから。

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近日申込スタート

 

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《動画あり》「無添加=美味しい」ではないという話

私は、家庭ではなるべく添加物の少ない食事をしているし、講座でもイベントでも朝ごはん屋さんでも添加物を使わずに、いかに美味しく作るか?を大切にしているので、一見、添加物を毛嫌いしているように思われがちですが、実際は意外と緩いもんです。

 

 

無添加だろうと何だろうと

美味しいことが大前提!

 

 

無添加にこだわりすぎて美味しくないとか意味わからん・・・

 

 

無投薬のお肉にこだわりすぎて美味しくないとか意味わからん・・・

 

 

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我が家の近所の無人販売で売っていたお野菜たち。無農薬とか関係ない。

 

 

美味しくないのに「無添加だから」ってだけでは1ミリもそそられません。

 

 

私のおうちごはんも、講座やイベントでの食事も、美味しいことを追い求めた過程で現在使っている調味料や油と出会い、その先に無添加があっただけです。

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「美味しい」は感覚

 

無添加」は情報

 

 

この違いを理解できていると、無添加を武器にして他人を裁く人も少なくなるんじゃないかな・・・と思います。

 

 

そんなに話をしゃべっています。

 

久しぶりの動画です…滝汗

 

10分ちょいの動画ですので、お時間のあるときにどうぞ。

 

https://youtu.be/7ybbxguXXA8

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生まれながらの栄養欠損を味方につけた生き方〜短所を長所に転換させるには?〜

本当は、人間 誰しもカラダの隅々にまで栄養が行き届いていて、健康でいた方が良いに決まっています。

 

栄養学とか勉強すればするほどそう思います。

 

 

 

でも、生まれた時から…

 

いや、もっと前の、胎児の時から栄養不足でいろいろ不完全だったとしたら、もう後悔のしようもありません。

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せめて、お母さんがこんな食生活をしてくれていたらな。。。

 

せめて、こんなことに関心を抱いていてくれていたらな。。。

 

せめて、こんな人生を歩んでいてくれていたらな。。。

 

そう思っても、「大人」と言われる年齢を20年以上も過ごしてきていれば、自分の親を責める気も怒らないし、むしろ、

「お母さんの人生はどうだったんだろう?」

「おばあちゃんの人生はどうだったんだろう?」

と思うことのほうが多くて、いらぬ同情をしそうにもなる。

 

 

 

 

私には年子の姉がいます。

 

母の言葉を借りれば、

子育てより大所帯のご飯ごしらえや家のことをするのが精一杯で、我が子を可愛いとゆっくり愛でることすらままならなかった

そんな頃で、もっと言えば

母乳の出が良くなるように餅を食べろ!

という風潮がきっと強かった時代。

 

 

妊娠2年前からの栄養アプローチ

母乳は血液

なんて言おうものなら変人扱いされてただろうことは想像に容易い。

 

 

 

そんな時代に、特に栄養補給などせずに姉の一年後に生まれてきた私。

 

「あんたが一番手がかかった」

「お箸を持つ練習も落ち着きがないし大変だった」

「昔から本当に勉強しない子だった」

と、度々言われてきたことを考えただけでも、胎児期からの栄養欠損は否めない。

 

 

集中力はなかったし、宿題はしないし、真面目に宿題をしている姉弟に遊びの誘いをしたりする。

忘れ物も多く、すぐに仮病を使って学校を休もうともするし、先生にも平気でウソをつく。

 

本当にどうしようもない子だったのに、親から宿題をするよう叱られると

「兄弟3人のうち2人も賢い子がいるんやから、そんなにガミガミ怒らんでもいいよ」

と自信満々にクソ生意気なことを言う、とても変な子だった。

 

今思えば、体のバランスもかなり悪かったのだと思う。

 

 

 

恥ずかしながら正直にいうと、娘の宿題のこんな計算も、答え合わせには時間がかかる。

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5以下同士の計算はすぐにできるのだけど…

 

 

もう40過ぎてるというのに。。。

 

こんな時に決まって

「あぁ・・・昔からもう少し勉強していた子だったらな・・・」

と思う。

 

でも、今 嘆いてもしかたがない。

 

 

 

 

だけど、人の短所は、いつ何時 長所として発揮できるかわからない。

 

 

 

 

昔は散々だった私は今思う。

 

 

栄養欠損でよかった・・・と。

 

 

 

細かいことができないし、

数字を見ると混乱するし、

誰かが敷いたレールに乗ってもいつか必ずはみ出てしまうから、

 

だから私は今、自分で仕事をつくって生きている。

 

 

 

私が今、

レシピに頼らないご飯づくり

計量しないご飯づくり

自分の感覚を信じたご飯づくり

そんな内容の料理講座ができているのは、生まれながらにして栄養が足りていなくて、20歳の時に重度の貧血を患い、きっと長年 副腎疲労も抱えていたかもしれないからじゃないかと思ったりする。 

 

 

 

お出汁を使わずに煮炊きものを作ったり、

皮むきも灰汁抜きもせずに野菜を使ったり、

本来 必要な2〜3種類の調味料を合わせて使ったり、

いかに鍋やフライパンを洗わずして1食を完成させるか?を日々考えていたり…

 

これらの「邪魔くさい(めんどくさい)!」からくる私のズボラ癖や手抜き症あっての発想は、世の中の料理を苦手とする人たちにどうやら重宝がられている様子。

 

多くの人が次々と目から大きなウロコをボロボロと落としていってるようで嬉しい。

 

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来月の「鶏がらスープ活用術講座」に向けて試作した「担々スープ」も、いとも簡単にできてしまった。

 

 

・・・と書くと、あまりにも自分に都合の良い解釈をしているように聞こえるかもしれないけれど、今のところそれによって誰にも迷惑はかけていないし、思い込みで気分良く生きていけるのだから、それはそれでいいかとお気楽に考えるところがまた私らしい。

(とはいえ、本来あるべき栄養を埋める作業は大変ですが汗)

 

いろいろ邪魔くさがる怠慢さも、

アレもコレもとやりたいことが出てくる散漫さも、

思いつきだけで行動する計画性のなさも、

ぱっと見では欠点としか言いようのないことだけど、モノは見方次第でどうにでも転ぶ。

 

小さい頃から周りに迷惑をかけまくったこの性格も、この年にしてようやく長所に転換できた気がする。

 

実に気分が良い。

 

 

そんな今、毎日毎日怒られてばかりだった小さな私に

「あなたのそういう部分が将来 人を助けることになるから、自信を持って生きなさい」

と言ってあげたい。

 

 

 

 

自分ではウンザリなことも、他人から見たら羨む長所に見えることだって大いにあるわけで。

 

 

だから、もし自分のことを「欠点だらけだ」と嘆いている人がいるなら、ぜひ視点を変えて見て欲しい。

 

それらの欠点は、もしかしたらあなたのこれからを救う宝なのかもしれないから。

 

 

視点を変えるのは容易ではないかもしれないけど、他人ではできない大事な作業。

 

自分と向き合う大切な時間だからこそ、目を背けずに自己分析をして欲しいと願っています。

 

 

 

思い込みだけで人生が好転するなら、やらない手はないですね。

 

これからはぜひ成り切って生きましょう♪

 

 

 

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ポテトサラダで人間性がわかる理由をお教えしましょう!

何年ぶりでしょう。

 

ポテトサラダを作りました。

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久しぶりに作ったポテトサラダの具は、

ゆで卵

ゆがいた人参

玉ねぎのみじん切り

パセリのみじん切り

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味付けの基本は塩コショウ。

 

マヨネーズの量は一般的なポテトサラダより随分と少なく入れてます。

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そして、玉ねぎも水にさらすことなくそのままIN。

 

娘は「玉ねぎ 辛い!辛い!」と言いながら、なんだかんだペロリと食べていました。

 

カワイイやつめ。

 

 

 

 

私がポテトサラダをなかなか作らなかった理由は、娘がマヨネーズがあまり好きではないこともありますが、最大の理由は

手間がかかる

から。

 

 

ポテトサラダって、お母さんを思い出す人もいるし、あまりに馴染みがありすぎて素朴な料理だと認識している人もいるでしょう。

 

 

でも、そんな印象とはほど遠く、めちゃくちゃ手間がかかる料理なんです。

 

「さぁ!ポテトサラダを作ろう!」と思い立ったからって、じゃがいもをゆがいただけでできるもんじゃないんですよ。

 

じゃがいもと卵をゆがきながら

玉ねぎを切ったり

人参を切ったり…

 

きゅうりを入れようと思うなら、きゅうりを切って塩もみして絞らなきゃいけない。

 

切った人参は湯がかなきゃいけないし、

玉ねぎの辛味がきになるようなら、水にさらして水分を拭き取って…

 

こうやって書いててめまいがするほど工程が多い汗

 

 

だから、私は専らポテトサラダは外で食べる派でした。

 

少し前までは家にマヨネーズもなかったし。

 

 

 

それが、いつだったか、娘が

「マヨネーズがあればブロッコリーが食べられる!」

と言い張ったため、その時に買ったマヨネーズがいまだにあったので今回は意を決してポテトサラダを作りました。

(ちなみに、マヨネーズをつけてもブロッコリーはあまり食べず笑)

 

 

 

で、作ってみて、やっぱり

いろいろとやることの多い料理だなぁ・・・

と再確認。

 

 

 

私の実母は、リンゴや柿などの果物が入っていたり、輪切りのウインナーが入っているポテトサラダをよく作ってくれましたが、果たして私はどれほどの感謝を持って食べていたんだろうと考えずにはいられません。

 

 

ポテトサラダは地味で素朴な料理だけど、反面、できあがるまでにかかった手間と時間は意外と莫大です。

 

 

だから、

「お母さんの手料理で好きなものは何?」

と質問して

「ポテトサラダ」

と答える人がいたなら、きっと食事を通して愛情をたっぷり受けてお育ちになった方なはず。

 

 

そして反対に、あなたの周りでポテトサラダを軽視している人がいたら、世直しだと思ってぜひ作らせてあげましょう。

 

 

大げさでもなんでもなく、ポテトサラダへの認識は、ご飯を作ってもらった人への感謝の度合いが計れる食べ物じゃないかと思っています。

 

 

結婚を前提にお付き合いしている彼がいたら、ポテトサラダを作ってあげたときの反応は要チェック項目です笑

 

 

 

さて、あなたはポテトサラダにどんな印象をお持ちですか?

 

 

 

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黒いお米の正体〜見た目重視のニーズによって苦しんでいるもの〜

今日は、明日と明後日に控えている大嘗祭に先駆けてお米のお話を。

 

大嘗祭に関してはこちら↓


 

我が家で食べているお米は、だいたい実家から送ってくるものを使っていますが、今は農家さんから直接購入したお米です。

 

この朝ごはん屋さんの記事にも書いているように、我が家ではご飯を炊くたびに精米しています。

 

 

精米するたびにこういう籾はよく見かけます。

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見つけたら爪で籾を外して一緒に精米するのですが、籾と同じくらいの比率で見つけるのが、こんな黒いお米。

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「斑点米ーはんてんまいー」と言います。

 

本来、農家さんから出荷されたお米は「色彩選別機」という機械にかけられ、斑点米ははじかれるのですが、市場を通さずに購入するとだいたい混入しています。

 

「色彩選別機」ってこんなのです。

た、た、高い…

 

 

斑点米の原因は、カメムシ

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我が家のベランダにご訪問

 

 

カメムシは、お米の穂が出来たばかりの時にお米の汁を吸いにやって来ます。

 

その跡が黒く残って斑点米になるのです。

 

 

でも、無害。

 

私も気にせず食べています。

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我が家は胚芽米や雑穀米にするので余計に気にならない

 

 

ただし、斑点米はあればあるほど落等の対象になる。

 

1000粒の中にどれくらいあるかで等級が決まり、農家さんの収入にも影響する。

 

だから、農家さんにとってカメムシは害虫なのです。

 

お米に限らず。

 

収入に直結する作物をカメムシから守るために使われるのが農薬です。

 

 

カメムシ対策で使われる農薬は、ネオニコチノイドが主流。

 

世界各地でミツバチの大量死の原因とも言われている殺虫剤です。

 

日本の固有種であるニホンミツバチは、セイヨウミツバチより10倍以上も農薬に弱いと言われているので、その影響はさらに大きいと思われます。

 

 

 

 

そりゃ、カメムシが大量発生すれば農家さんが困るとは思うけど、そもそも少々黒いお米が混ざったところで味にも変化はないのだから、そんなことくらいでギャーギャー騒ぐような人には

自分で育ててみろ!

の一言で良いと思うのですが、過剰ですかね^^;

 

 

海外では規制がかかっている国も多いネオニコ系農薬。

 

神経細胞に働きかけて虫を殺すネオニコ系の農薬は、除草剤のグリホサートと共に何年も前から人体への影響も叫ばれていますが、まだまだ日本ではゆるゆる。。。

 

ホームセンターに行けば堂々と売ってあります。トホホ・・・

 

 

 

そういえば、色彩選別機を通さないお米は、小石も混じっていたりしますよね。

 

田んぼで作られてるんやから小石の一つや二つ入っててもおかしくないやろ…とザックリとしか思わない私は、現代では少数派のような気もしないでもないですが(^_^;)

 

あ、私の周辺に居てくれる人たちはだいたいそうかな。

 

 

 

この広い世の中には、魚を食べてて

「うわっ!骨や!」

とか言う人もいますね笑

 

いやいやいや… 魚やからね笑

 

魚を食べててクレヨンが出てきたみたいな驚きっぷりにこっちがビックリですよw

 

 

 

何はともあれ、こと自然の恵みに関しては、本来の姿を想像するとちょっとやそっとのことでアタフタしないものです。

 

 

そうすると、現代の多くのニーズに合わせるために苦労されている第一産業に携わる方々の負担もだいぶ軽減されるのではないかと思います。

 

 

・・・と、まぁこんな話を娘にしたら、今度、ミツバチの生態について書いてある本を借りてくると張り切っていました。

 

 

 

 

お米は神饌としても大切なもの。

 

我々日本人が長らく命を繋いでこれたのも、神々の存在と大嘗祭新嘗祭)の存在が大きいと思わざるを得ません。

 

カメムシが生きるためにも人間が生きるためにも必要なのだから、うまく共生し、恵みをありがたくいただきたいものです。

 

 

 

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朝ごはん屋さんの模様を毎回ブログに書くことにしました〜2回目にして変えたところいろいろ〜

11/10 2回目の朝ごはん屋さんが終わりました。

 

1回目の時の記事はこちら

  

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まだ暗いうちに家を出るのも特別な感じがして楽しい

 

 

朝ごはんのメニューは以下のとおり。

焼き魚

小鉢2種類

温泉卵

お味噌汁

ご飯

ぬか漬け

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今回の小鉢は。。。

切り干し大根の炊いたん

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赤こんにゃくとインゲンのきんぴら

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南瓜のいとこ煮

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でした。

 

 

ウィキペディアによるといとこ煮は地方によって組み合わせがいろいろのようですが、私は南瓜と炊いたので奈良風ってことでしょうね。

 

 

 

いとこ煮のレシピを調べると、だいたい甘いゆで小豆の缶詰を使ったレシピがヒットするのですが、我が家には乾物の小豆しかないので自分で茹でました^^;

 

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大好きなマルカワ味噌さんの小豆

 

 

前回と同じく、昆布と焼きあごのお出汁をじっくりと。

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温泉卵のお出汁は、昆布と焼きあごと鰹節のお出汁を。

精米も前日に。

こちらも前回と変わらず。

 

 

 

今回も、なんとかエキスとか加水タンパク分解物なども一切使用していない、完全無添加

砂糖も使っていません。

 

…というより、普通にご飯を作っても、添加物や砂糖は必要ありません。

 

 

小豆を湯がいたとき、少し食べたいという娘にあげた小豆も味醂はほんの少し。

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それでも美味しい!美味しい!と食べていました。

 

まぁ、家にないから買ってまで使う必要性を感じないというのが正直なところでしょうか。

 

 

 

前回と変えていないところもありますが、変えたところも。

 

 

まず、ご飯だけでなく、お味噌汁もお代わり自由にしました。

 

前回は、数が読めなかったので、後半、ビビりながらお代わり自由にしたのですが、最初からお代わり自由にしてもいけそうだというのがわかり、今回からは終日お代わり自由。

 

おかげさまでたくさんお代わりしていただけました。

 

中には3杯も召し上がった方も。

 

 

 

そして、焼き魚の鰯は、来店されてから焼くことに。

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前回は、あらかじめ2〜3尾ほど焼いていたりもしましたが、今回からは熱々を召し上がっていただこうという試み。

 

香ばしさが違ったと思います。

 

 

 

 

今回も完売には至らなかったものの、友人たちや、偶然 用事で京都に来られていた岡山在住の受講者さん、関東からお仕事のために関西に来られていた女医さんと整体の先生…

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念のため加工を^^;

 

Facebookでずっとフォローさせてもらってます!」

と言ってくださる方もいらして、お子さんの体調について少しお話しして。

「調味料の講座をされているので、味付けはしっかりめなのかと思っていましたけど、とっても薄味で美味しいですね!切り干し大根は自分では炊いたことがないんですけど、こんなに美味しくできるなら自分でも炊いてみたくなりました」

とお褒めの言葉をいただきました。

 

 

通りすがりの方も2組。

 

そのうちのお一人は60代くらいの男性で、御膳を供するとほんの少し笑みを浮かべながら写真に納めてくださって。

「あの写真をどう使ってくれはるんかなぁ…」と思うと、こちらも嬉しくなって。

 

あとお一人は20代くらいの女性。

お若いのに、とても丁寧に召し上がってくださいました。

 

 

 

ここで、いただいた嬉しかったお言葉をご紹介!

 

*この内容で900円は安いわ〜!

 

*これは良い試みだと思いますよ!ずっと続けていくときっと根強いファンができると思うから、続けて欲しいなぁ…

 

*こんな朝食をずっと食べられたら、人生 絶対に間違った方向には行かないよね。

 

*美味しかったです!

 

*ごちそうさまでした!

 

*明日もやってらっしゃいますか?

 

 

たくさんのお言葉によって、ぬくぬくと営業を終えました。

 

 

 

とはいえ、個人的には毎回完売を目指したいところ。

 

POPをプラスしたり、チラシも作ろうかと思っています。

 

もちろん、各SNSでも呼びかけて。

 

 

・・・ってことで、今後の朝ごはん屋さんの予定は、

12/1 1/12 1/26

いずれも日曜日です。

 

ゆるゆると過ごしたい人も

シャキッと活動したい人も

日曜日に私の朝ごはんを召し上がりに来てください♪

 

京都・七条大宮「キッチンNagomi」さんでお待ちしています(^o^)

  

 

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ハロウィンよりクリスマスより日本人として大切なお祭りとは?〜新米を口にするタイミング〜

ようやくハロウィンが終わりましたホッ・・・

 

私はまったく興味がわかないので毎年 素通りですが、SNSを見ていても

Happy Halloween Happy Halloween

と各所で言っている人がいて、今月14日15日の大嘗祭はこれ以上に日本国民が祝う日になればいいなと、個人的には強く強く願ってやみません。

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毎年、新米は新嘗祭が終わるまで口にしないようにしていますが、今年はお米の計算が間違ったのと、例年より早く実家のお米がなくなったようで9月〜10月上旬にお米を買い忘れてしまい、おまけに先日の朝ごはん屋さんでお出しするご飯もなかったので、とうとう10月20日を過ぎた頃に農家さん経由で新米を買いました。

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新嘗祭は毎年11月23日です。

 

11月23日というと勤労感謝の日と思われていますが、日本では昔から新嘗祭というお祭りの日でした。

 

戦後GHQの政策により、名前もやることも変えられてしまい、今ではその存在すら知らない人が多い我が国の大切な祭日です。

 

ちなみに、現代の日本の祝日は戦後以降なくなってしまったもの・名前や本来の意図をも変えられてしまったものが多くあります。

 

天皇陛下や皇室と国民とを切り離す政策は、やれ左だ右だとネットでヤイヤイ言われている現状を見ると、ものの見事にハマったのかもしれません。

 

現に、この日本が、ギネスブックに載っているほど世界で一番古い国であることを知らない人もいますし、今上天皇が何代目の天皇なのか知らない人もいる。

 

即位礼正殿の儀で総理大臣が「天皇陛下 万歳!」と万歳三唱をしただけで「戦前じゃん」とか言う人間もいたり…

 

メディアでさえも「雅子さま」「秋篠宮さま」「上皇さま」「上皇ご夫妻」などとわけのわからない呼び方をするくらいですから、我々のご先祖様はさぞお嘆きだろうと思うます。

 

家庭内教育や義務教育で、天皇陛下や皇室と我々国民とのつながりを教わる機会もなく、また、疑問も持たずに育ってきた流れを見ると、ハロウィンやクリスマスやバレンタインデーに心ときめく人が増えるのは当然の流れなのかもしれません。

 

 

 

でも、私は思う。

 

ボジョレー・ヌーボー解禁!!と躍起になるくらいなら、新嘗祭の直後に新米解禁!!と喜び勇んで新米を買いに走る風景があってもいいんじゃないかと。

 

ハロウィンで仮装をしてカボチャのスイーツを食べ、クリスマスにはケーキを買い、バレンタインデーになったら真剣にチョコを選び、節分には恵方巻きを食べ・・・

 

まぁ、それもいいけど、自国のお祭りも大切にしませんか?と。

 

 

 

 

新嘗祭がどんなお祭りか、その日のために天皇陛下がどれだけのことをなさっているかなどを知ると、とてもじゃないが、陛下より先に新米を口にするなどできない。

 

きっと戦前は皆がそんな気持ちだったんじゃないかと思います。

 

 

 

5月1日に新元号「令和」になり、10月22日に天皇陛下が正式に御即位されたこのめでたき年。

 

今年は、11月14日・15日の大嘗祭が例年の新嘗祭に当たるお祭りです。

 

 

だからこそ、今年はぜひとも我が家の新米解禁は11月16日以降にしたかった。。。

 

 

10月17日 伊勢神宮で行われる神嘗祭は辛うじて過ぎているので、それだけが唯一の慰めどころです。

 

 

まぁ、そんな話をInstagramにもあげていたからか、先日の朝ごはん屋さんに来てくれた友人は、

「あっ!今日ご飯を食べる前に陛下に『お先にいただくご無礼をお許しください』って手を合わせるのを忘れてた!」

と話してくれました。

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少しでも心に留めてくれる人がいてくれて救われます。

 

 

 

我が家は明日から新米解禁です。

 

陛下への不敬をお詫びし、神々への感謝とともにありがたくいただくことにします。

 

 

 

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