わざわざ行く価値あり!『にんべん日本橋だし場』レポ

先日、東京に行った際、ずっと気になっていた「にんべん日本橋だし場」に行ってきました。

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今日はそのレポを簡単に。

 

 

にんべんさんの創業は元禄12年。

300年以上お商売をされている超老舗です。

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にんべんさんは、本枯れ節がスーパーでも買えたりするし、大手なのに“ちゃんと”本物の鰹節を伝えよう!という心意気が伝わってくるので応援している企業の一つです。

Instagramもされているので興味のある方はぜひフォローを。

 

 

そんなにんべんさんが、手軽にお出汁が飲めるスペースをつくったと知ったのは今から何年前のことでしょうか。

 

SNSで繋がっているいろんな人たちが写真とともに「お出汁がしみる〜!」「小腹が空いた時にちょうどいい!」などと紹介していて、いつか行きたい!と思っていました。

 

今回、運よく日本橋に行く用事ができたので、ちょっとの隙間時間を使って「日本橋だし場」を覗くことに。

 

 

ずっとずっと行ってみたかった場所だったので、自分が終始ニヤケていることをしっかりと自覚しながら店内をウロウロ。

 

店員さんに承諾をいただいて写真をたくさん撮らせていただきました。

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あらゆるところに鰹節や関連商品が並べられていて、さすがは鰹節屋さん。

 

 

今では関東地方のお店でも昆布と鰹節の両方を使われるお店が増えてきたようですが、そもそも昆布と鰹節のお出汁を使っていたのは関西をはじめとする西の文化で、東は鰹節だけのお出汁が主流でした。

 

にんべんさんが鰹節メインなのは東京のお店だからです。

 

昆布はほんの少し並べられていました。

 

 

お待ちかねの「だし場」では、「かつお・昆布合わせだし」をいただきました。

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にんべんさんの商品にはお醤油やお砂糖が入っただしパックもありますが、「だし場」でいただけるお出汁は味付けなしというのが嬉しい!

 

自分で味付けするようにお醤油や塩が用意されていますが、ここは何もなしで。

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それでも、その日、ホテル朝食が少し物足りなかった私としてはお出汁がカラダに染み渡る感覚があって心も落ち着きました。

これがお出汁のチカラです!

 

 

「だし場」のお出汁も基本は鰹節メインで、「合わせだし」のオーダーが入ると、かつおだしの中に細切りの昆布を入れて提供しているようで、それを証拠に、最後はカップの下に昆布が沈んでいました。

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昆布の旨味が一番出る温度は60度とか70度前後とか言われますが、仮にこちらで注がれるかつおだしの温度が60度だとしたら、昆布がこれだけ細かく切ってあれば問題ないとも言えるし、なんちゃらエキスやタンパク加水分解物などが入っている「自称無添加」のものを飲むよりはるかに良い!!

 

昆布を丸ごと食べられるのも良いし、場所は日本橋

顆粒だしの味に慣れ親しんでいるかもしれない若い男女にも飲んでもらいやすい。

あまり小難しいことをいろいろ言うより、あったかいお出汁で身も心もほぐしてもらうことや、「お出汁ってこんなに美味しいのね!」と新たな発見をしてもらうことの方が重要かと。

 

本当に無添加のものを口にしていたら、そうじゃないものと出会った時に必ず違和感がありますからね!

 

 

店内には各地の本枯れ節がズラリと並んでいて圧巻!!

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その向こう側には、鰹節を削る機械が見えて、店内を物色中には、削りたての美味しそうな鰹節がこんもりと山になっていました。

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これだけたくさんの本枯れ節を販売されていて削り器も販売されているくらいだから、家庭で削れなくなった小さな鰹節をお持ちいただければ削りますよ!みたいなサービスをされるのも良いかな・・・なんて思ったり。

 

静岡にあるカネサ鰹節商店さん(小さくなった鰹節を削る|カネサ鰹節商店)は小さくなった鰹節を遅れば削ってくださるそうなので、すでにあるサービスですが、「鰹節は自分で削ったほうが美味しいよ」と人にオススメしている人間としては是非とも大手メーカーでもやっていただけると嬉しいな、と思った次第です。

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とにもかくにも、「自称無添加」を謳いながらも実は無添加ではない出汁パックを販売しているインチキメーカーより何千倍も支持したいし、販売されている商品のすべてをオススメするわけではないけど、「飲むおだし」という調味料も入っていない出汁パックもあるから、いつかは塩だけを入れたお出汁缶が自販機に並んで欲しいと願うところです。

 

東京に行った際は、またお邪魔したいと思っています。

 

お近くの方も、そうでない方も、日本橋を歩いていて「なんかちょっとだけ食べたいなぁ・・・」って時は「だし場」にぜひ!

クレープやら菓子パンを食べるより間違いなくカラダは疲れないし、夕方のメンタルも安定しますよ♪

 

 

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