カッチカチでパッサパサの残りものの焼き魚を、しっとり美味しく食べる方法

『手づくりベーコンの会』とか『牛肉解体講座』とかやってるし、『オカンのための栄養学講座』でも「野菜や魚だけではダメよ。お肉も食べてね」とか話しているし、自宅にある200リットルの冷凍庫にはほとんどお肉しか入っていないし、そもそもお肉好きだし、そんなところから私にはどうしても『お肉の人』というイメージが強いようですが、ちゃんと魚もいただきます。

 

 

焼き魚、煮魚、好きです。

 

 

焼き魚も煮魚も、作ったその時が一番美味しい。

 

時間が経つと固くなるし、パサついてしまう。

 

だからといって、家族が確実に一食で食べ切れる量を焼いたり煮たりするのはなかなか難しい。

 

かろうじて煮魚なら翌日温め直せば食べられなくはない。

 

どうしても当日のあのできたての美味しさには適わないけど、翌日の焼き魚の残念さよりはるかに良い。

 

 

一番困るのは焼き魚

 

 

焼き魚ほどできたてを食べるべき料理はないんじゃないかと、食べきれずに残ってしまった翌日のそれを見て思うこと多々…

 

 

でも、そんな残りもののカッチカチでパッサパサな焼き魚でもやっぱりなんとか美味しくして食べたいところ。

 

 

そう思って、我が家では2通りのリメイク術で美味しく食べ切っています。

 

 

 

まず一つめは、焼き魚の炊き込みご飯。

 

これは、冷たくなった焼き魚の身をほぐし、すべての骨を取り除いてお出汁で炊く炊き込みご飯。

 

頭やカマや中骨などの大きな骨があるなら、それでお出汁を引いて、そのお出汁で炊くと美味しくできあがります。

 

これなら、前日は「もういらない」とそっぽを向いていた大人も子どももお代わりをするくらいに進みます。

 

 

でも、当然のことながら骨を取り除く作業が時間もかかるし、とっても手間。

 

 

鯛やハマチなどの大きな魚ならまだ取り除きやすいけど、鯵や秋刀魚となると骨も小さく、取り除くのが大変!!

 

大人だけなら少々の骨でも噛み砕くことができるけど、小さな子どもには小骨でも気をつけたいし、大人であっても魚の身をほぐしながら口の中で小骨が当たる感覚と、米粒を頬張っている時に感じる小骨の感覚では、断然 後者のほうがハッキリとした違和感や不快感として残ってしまいます。

 

人の感覚っておもしろいものです。

 

 

 

 

時間や手間のことを考えると、なるべく無駄なものは排除して、なおかつ美味しく食べられる方法があればそれ以上良いことはない。

 

 

そこで、二つめの食べ方は、お出汁で炊くという方法。

 

馴染みのない人にすれば「一度焼いてるのに炊くの?!」と思われるかもしれないけれど、これが手間もかからず意外と美味しいのです。

 

 

これ、いつぞやの夕食

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完全なる食材と器の選択ミスで黄色かった夕食w

 

 

この時のハマチのカマが残ったので…

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お出汁で

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炊きました。

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生姜も1〜2枚入っています。

 

 

他に、水菜やお豆腐なども一緒に炊いて、つゆだくで盛り付けた図がこちら。

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ほかの具材もいっぱいで、ネギもてんこ盛りにしたからカマが見えにくいけど、後ろにちゃんとありますw

 

 

焼き魚はすでに火が通っているので、一緒に炊く具材も火のとおりが早いもののほうがgood。

 

魚だけを少し炊いてから他の具材を加えて炊きます。

 

そうすると、お出汁に魚の旨みが出て、野菜やお豆腐も美味しくいただけます。

 

味付けは焼き魚自体にすでに味がついているので、少しばかり慎重に。

 

 

このお豆腐が最高に美味しいのです!

 

あ、もちろんお魚も美味しい。

 

翌日はパサついてしまう焼き魚を、お出汁と一緒にいただくことで幾分パサパサ感も和らぐし、柔らかい状態で食べられます。

 

焼いた魚の切り身だけをドンと入れて炊けばいいから簡単ですしね!

 

 

 

この状態にしておくと、これがもし残っても少しだけ温め直せばまた翌日も食べられます。

 

お出汁の味が基本なので、あっさりサッパリで飽きることなく食べられます。

 

これからの時期、大根が美味しくなってくると、ここに大根おろしを入れてみぞれ煮にすることもあります。

これがまたサッパリとして美味しい!!

 

 

カボスやスダチを絞って食べると、香りよく、さらに美味しくいただけます。

 

この日はネギをたっぷり盛りましたが、おろし生姜を加えても美味しい。

 

日本は、家庭料理といえど香り高い一品ができる豊かな食文化の国だなぁ…と感じます。

 

 

 

お魚を入れて炊いているから、ものによっては翌日に煮こごりになっていたりするんですよ。

 

それをベースにご飯を炊くのもまた美味しい。

 

 

焼き魚一つでどんどんどんどん味が広がっていきますね!

 

 

今まで残りものの焼き魚を

「パサパサだし固いし、美味しくないわ〜」

と残念そうに食べていたなら、一度お試しを。

 

 

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