正しさの押し付け
どんなに力説しても、伝わらない相手は存在する
世界の誰もが絶賛する音楽がないように、
国中の人たちが好きな食べものがないように、
同じ考えの人たちばかりではないのだ
誤解を解こうとアレコレ話しをする価値があるのかどうか
「相手が」というより、「その行為に」価値があるのかどうか
歩み寄らなければ、それぞれの道を歩んでいくしかない
あなたが自分のことを「正しい」と思っているのと同じように、
相手も自分のことを「正しい」と思っているのだから。
他人の考えを正そうと思うことほど愚かなことはない
正しさの押し付けが世に争いや戦争を生んでいる
あなたが正しいのでもなく、相手が正しいのでもない
ただ、「違う」だけなのだ
「違う考えの人たちがいる。じゃあ、自分は何をどう表現するか?」
そこにしか答えはない
憲法9条がどうのこうのと言う前に、
昨日のあなたの言動を
先週のあなたの言動を
思い浮かべて考え直すところから。
人も動物も植物も、
自分以外のものたちと共に生きるとは何なのか?
それぞれが考えられる世の中であって欲しい